2024年4月28日に東京サマーランドで開催された「第16回モンキーミーティング」。この記事では会場で見つけたモンキー125ベースのカスタムマシンを細かく紹介していく。
文:山ノ井敦司/写真:井上 演

《第16回モンキーミーティング》
[開催]2024年4月28日(日)
[会場]東京サマーランド 第2駐車場Aエリア・特設会場
[主催]モンキーミーティング運営事務局(カフェカブ運営事務局)

もはや125ベースとは思えない超フルカスタムマシン

モンキー、4ミニカスタムの第二次ブームと言われる2010~2020年ぐらいの時に大流行となったロー&ワイドスタイルを、125の大柄な車体で作り上げた賢二さんのマシン。

登場から6年ということもあり、国内のメーカーからも様々なカスタムパーツがリリースされるようになったが、まだ積載関係やアクセサリー物が多く、車体のディメンションを大きく変更するものは少ない。そんな中で、このマシンはレーシングブロス製のフロントフォークローダウンキットに始まり、Dプロジェクト、UDOM KARNCHANG(ウードンカーンチャン)などの海外で人気のカスタムパーツメーカーや旧モンキーで用意された物をうまく組み合わせることで、自分だけのオリジナルスタイルを造り上げた。

画像1: もはや125ベースとは思えない超フルカスタムマシン

マシンの最もポイントとなっているリアまわりはOVER製7.5cmロングアルミスイングアームに、荒巻のスプリングがポイントのOKD製300mmリアショックを組み合わせた。ホイールはDプロジェクト製の合わせタイプでフロントは4.0J、リアには驚きの6.0Jという超ワイド仕様となっている。

1980年代のHONDA CB750/900Fに採用されていた外装をイメージさせるグラフィック&カラーリング。お揃いのカラーリングとなったヨシムラのサイドカバーに入る文字も「Z125-F」に変更済み。ペイントは知り合いのGARAGE SCHWEINによるもの。

画像2: もはや125ベースとは思えない超フルカスタムマシン

イベントでの展示に合わせ知り合いのショップ「GARAGE SCHWEIN」のロゴ入りのヘッドライトカバーを装着。「MONKEY125」ロゴ入りの三又カバーやウインカーレンズのスモーク化など、細かな部分までしっかりこだわってカスタム。

画像3: もはや125ベースとは思えない超フルカスタムマシン

ハンドルは旧モンキーに採用されていた折りたたみ式のハンドル、通称くるくるハンドルに変更されるが、途中からセパハンのような作りとなっているタイのメーカーUDOM KARNCHANG製をチョイス。トップブリッジもさりげなくOVER製のアルミ削り出しタイプに変更済み。

シートはGクラフト製のカスタムシートで、段付タックロールの見た目とグラブバーの組み合わせがカスタム度をグッと上げてくれる。バックステップはOVER製で、ステップエンド部にはオプション品として発売するバーエンドキャップを装着というマニアックなカスタムも施してある。

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