これまで巡った神社は1万5000社を超える神社ソムリエの佐々木優太が、バイク好きのゲストにぴったりの神社を選び、ご案内するこの連載。今回はアーティスト活動と並行して、バイクにまつわるさまざまなデザインやイラストを手掛ける加藤ノブキさんの登場です!
まとめ:斎藤ハルコ/写真:井上 演
※神社境内での撮影は、特別な許可を得ています。
※この記事は、月刊『オートバイ』2024年9月号に掲載したものを一部編集して公開しています。

今回のゲストはアーティストの加藤ノブキさん

画像: 今回のゲスト 加藤ノブキさん 愛車:ファンティック「キャバレロ フラットトラック250」 かとう のぶき|1977年広島県生まれ。2002年東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。アーティスト活動とともに、フリーランスとしてイラストレーション・デザイン・漫画・絵コンテなどのクライアントワークを数多く手掛ける。乗り始めて約3年のフラットトラック250は、前後19インチ、フラットなシート、尖ったテールデザインやサイドの2本出しマフラーなど、スタイルがお気に入りで購入。 ▶▶▶加藤 ノブキさんの公式サイトはこちら   ▶▶▶加藤 ノブキさんのインスタグラムはこちら   ▶▶▶加藤ノブキ(@nobtree)さん / Xはこちら

今回のゲスト
加藤ノブキさん
愛車:ファンティック「キャバレロ フラットトラック250」

かとう のぶき|1977年広島県生まれ。2002年東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。アーティスト活動とともに、フリーランスとしてイラストレーション・デザイン・漫画・絵コンテなどのクライアントワークを数多く手掛ける。乗り始めて約3年のフラットトラック250は、前後19インチ、フラットなシート、尖ったテールデザインやサイドの2本出しマフラーなど、スタイルがお気に入りで購入。

▶▶▶加藤 ノブキさんの公式サイトはこちら
▶▶▶加藤 ノブキさんのインスタグラムはこちら
▶▶▶加藤ノブキ(@nobtree)さん / Xはこちら

画像1: アーティスト・加藤ノブキさんとゆくバイク旅【神社ソムリエ・佐々木優太の開運ツーリング】

加藤さんの叶えたい目標

其の1.バイクカルチャーを盛り上げるため、イラストレーターやデザイナーならではの視点から新しい提案をしたい!
其の2.バイクアート、アパレル、グッズなどの事業を大きくしていきたい!

画像: 神社ソムリエ 佐々木優太 今回のバイク:ホンダ「CL500」 参拝した神社は1万5000社以上、受けた御朱印は4400を超える。ラジオパーソナリティーやテレビMCとして活躍し、神社にまつわる執筆や講演もしています。愛車のハーレーダビッドソン・XL1200NSが車検中なので、今回は取材車にCL500をリクエスト。車体は軽量なのに安定感のある走りで、最新モデルに乗るのは久々だったんですが、こんなにも進化してるのか! と衝撃でした。 YouTubeチャンネル: 「神社ソムリエのあやかりチャンネル」

神社ソムリエ
佐々木優太
今回のバイク:ホンダ「CL500」

参拝した神社は1万5000社以上、受けた御朱印は4400を超える。ラジオパーソナリティーやテレビMCとして活躍し、神社にまつわる執筆や講演もしています。愛車のハーレーダビッドソン・XL1200NSが車検中なので、今回は取材車にCL500をリクエスト。車体は軽量なのに安定感のある走りで、最新モデルに乗るのは久々だったんですが、こんなにも進化してるのか! と衝撃でした。

YouTubeチャンネル:「神社ソムリエのあやかりチャンネル」

多彩なバイク関連事業を手掛ける人気アーティストが登場!

僕、佐々木優太が、全国の神社を参拝して得た知識や経験を活かした“神社ソムリエ”として、ゲストのお人柄や願い・目標に合う神社へご案内するこの連載。第41回目のゲストはアーティストであり、近年はバイクに関するデザインやアートワークも数多く手掛けている加藤ノブキさんがご登場くださいました!

加藤さんは2024年の東京モーターサイクルショーのキーデザインを担当されていたので、ヘルメットを被ろうとする女性の横顔が印象的なポスターを覚えている方は多いのではないでしょうか。また、僕も愛用しているアライ・ラパイドNEOの「リアクト」と「オーバーランド」のグラフィックデザインを担当。

2019年にオープン以来、南箱根の立ち寄りスポットとして大人気の「バイカーズパラダイス」のアートワークを担当されたアーティストの一人でもあります。

加藤さんが担当した作品をPICK UP

画像: (左)Arai RAPAIDE-NEO REACTと(右)Arai RAPAIDE-NEO OVERLANDのグラフィックを担当

(左)Arai RAPAIDE-NEO REACTと(右)Arai RAPAIDE-NEO OVERLANDのグラフィックを担当

画像: バイカーズパラダイス南箱根のアートワークを担当

バイカーズパラダイス南箱根のアートワークを担当

さらに2019年から“バイクのある日常”をテーマにしたバイクアートレーベル「HAVE A BIKE DAY.」をスタート。

今回、加藤さんが着用されているTシャツをはじめ、ライダー心をくすぐるアパレルウエアや小物を多数デザイン制作しており、ナップスなど二輪用品店でも販売しています。

スペシャルトークでは、僕と加藤さんの共通点であるラパイドNEOの話をはじめ、バイク関連のお仕事を始めたきっかけなど、たっぷりお聞きしています!

加藤さんの愛車のこだわりポイント
FANTIC CABALLERO FlatTrack 250

画像: 加藤さんのご友人のAntonio和歌さんが手掛けるブランド・ Vulcan Factory の「ヘッドマウントポーチ」をハンドルバーに装備。レザー製で質感が高く、取り外しも可能。口が大きく開くのでETCのない料金所などで便利。

加藤さんのご友人のAntonio和歌さんが手掛けるブランド・Vulcan Factoryの「ヘッドマウントポーチ」をハンドルバーに装備。レザー製で質感が高く、取り外しも可能。口が大きく開くのでETCのない料金所などで便利。

画像: エンデュリスタンのオフ車用テールバッグをベース加工でタンクに装着。ピンストライプはハイジャンパー氏によるもの。

エンデュリスタンのオフ車用テールバッグをベース加工でタンクに装着。ピンストライプはハイジャンパー氏によるもの。

画像: 足まわりはリアをオーリンズ+フロントはアンドレアーニ社のキャバレロ用カートリッジキットに装換。

足まわりはリアをオーリンズ+フロントはアンドレアーニ社のキャバレロ用カートリッジキットに装換。

画像: フラットトラックに前後ブロックタイヤは『Door of Adventure』などラリーに参加しているため。

フラットトラックに前後ブロックタイヤは『Door of Adventure』などラリーに参加しているため。

画像: リムに加藤さんが手掛ける “HAVE A BIKE DAY” とMotoCRAZYのコラボリムアクセントステッカー(税込3300円) 。

リムに加藤さんが手掛ける “HAVE A BIKE DAY” とMotoCRAZYのコラボリムアクセントステッカー(税込3300円)

佐々木優太の今回の相棒
Honda CL500

画像: カスタムされたハーレーの太いグリップに慣れていたので、細身の握り心地が新鮮。

カスタムされたハーレーの太いグリップに慣れていたので、細身の握り心地が新鮮。

画像: 扱いやすい250のような車格に500ccエンジンのパワフルさが楽しい! 特に3速、4速の加速感が気持ち良いです。

扱いやすい250のような車格に500ccエンジンのパワフルさが楽しい! 特に3速、4速の加速感が気持ち良いです。

画像: ニーパッドは見せかけでなく、しっかりグリップ感を増してくれます。

ニーパッドは見せかけでなく、しっかりグリップ感を増してくれます。

ツーリングの目的地は福島県の大國魂神社

“いわきの大黒様”はいわき市最古の神社

創建は約1300年前とされる神社で全国から信仰を集める“いわきの大黒様”。御祭神は国づくりと産業守護の神様オオナムチノミコト(=オオクニヌシノミコト)で、大黒様の名でも知られています。

さらに息子のコトシロヌシノミコト(恵比寿様としても有名)もお祀りしており、国土平安・産業発展はもとより、縁結び・商売繁盛・厄除け・子授け・家内安全のさまざまな御神徳がある、福島県浜海道(浜通り)の総鎮守です。

画像: バイク用の駐車場も整備されています!

バイク用の駐車場も整備されています!

画像2: アーティスト・加藤ノブキさんとゆくバイク旅【神社ソムリエ・佐々木優太の開運ツーリング】

\ 加藤さんだから /
おすすめの3つの理由

1.ライダーウェルカムでバイク乗りが集う神社
→バイクカルチャーの盛り上がりにつながる

2.御祭神の一柱は国をつくり産業を興した神様
→いま加藤さんが手掛けてる事業の繁栄を祈願

3.国づくりの神様と極小を司る神様が御祭神
→大観と細やかさの両方が必要な芸術に通じる

商売繁盛の大黒様×恵比寿様でご利益も2倍期待できる⁉

加藤さんが事前アンケートに書かれていた現在の目標は2つ。「イラストレーターやデザイナーならではの視点で、バイクカルチャーを盛り上げるために新しい提案をしていきたい」、「今手掛けているバイクアート、アパレル。グッズなどの事業を大きくしていきたい」というものでした。また、強いて挙げるならという前置き付きでしたが、「背中が痛み眠りが浅い」というお悩みも。

そこで僕がご案内したのは、福島県いわき市の大國魂神社。“いわきの大黒様”として親しまれており、大黒様と恵比寿様という商売繁盛や招福、豊穣をもたらす福神をお祀りすることから、ひそかに“宝くじが当たる神社”としても人気を集めています。

御刻印の参加神社となってからライダーの参拝者がかなりの増えており、加藤さんの今後のさらなるご発展を祈願する神社としてピッタリ。さらに御祭神の一柱のスクナヒコナノミコトは、大黒天の名で知られるオオクニヌシノミコトが国づくりの時にペアを組んでいた神様であり、医療の神様でもあります。背中の痛みにも何かあやかりを受けられるのではと考えたのでした。

画像: ありがたいことに、以前から開運ツーリングの読者だったという加藤さん。それだけに、ご案内にも少々気負ってしまったのですが、見事「さすが神社ソムリエ!」のお言葉をいただきました!

ありがたいことに、以前から開運ツーリングの読者だったという加藤さん。それだけに、ご案内にも少々気負ってしまったのですが、見事「さすが神社ソムリエ!」のお言葉をいただきました!

神職はバイク好きの御夫婦

画像3: アーティスト・加藤ノブキさんとゆくバイク旅【神社ソムリエ・佐々木優太の開運ツーリング】

神職の山名さんご夫妻は御刻印集めに参加し、二輪駐車場を整備したことでライダーの参拝者が増えたことから揃って二輪免許を取得。今年、奥様はハーレーのX350、禰宜はZ900RSを購入し、社務が終えてから、毎日のように走りに行くほど、バイクに夢中になっています。

画像: 参拝ではココに注目2 落雷を生き抜いた御神木 境内にそびえるご神木は推定樹齢1000年の大杉。2本の樹木が合わさったような形をしていて、昔、落雷による炎上で幹の内側が焼け落ちてしまったそうですが、現在も青々と葉を茂らせています。

参拝ではココに注目2
落雷を生き抜いた御神木

境内にそびえるご神木は推定樹齢1000年の大杉。2本の樹木が合わさったような形をしていて、昔、落雷による炎上で幹の内側が焼け落ちてしまったそうですが、現在も青々と葉を茂らせています。

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