レポート:オートバイ編集部
生憎の天気ながらも100台を超えるカブが大集合!!


会場に着くとそこはカブの楽園
これまでの大津湖岸なぎさ公園・市民プラザから、琵琶湖に浮かぶ緑の島の公園「矢橋帰帆島公園(やばせきはんとう)」に場所を移し開催となったカフェカブパーティー in関西。
諸事情により開催のお知らせがイベントの約2週間前だった&当日が雨だったということもあり、参加者は少なめでしたが、前日から公園内のキャンプ場でキャンプを楽しむユーザーもちらほら。合計157台、167名が大集合しました。








会場内には新・旧、様々な年式のモデルから、純正・カスタムされた車体まで、ユーザーの趣味、思考が表現されたマシンが勢揃いしました。
2024年は9月29日にHSR九州でカフェカブパーティー in九州の開催が予定されています。

カフェカブで人気となっているバイクフォーラムでは作家の中部博氏をゲストに迎え、「スーパーカブは日本を変えた」をテーマに他では聞けない話が聞くことができ、多くの人が真剣に耳を傾けていました。

当日は、モリワキエンジニアリング、カフェカブ運営事務局、キッチンカーがブース出店。モリワキさんのブースでは製品のポイントやこだわりなど、常時ユーザーさんのオアシスに。

当日は、モリワキエンジニアリング、カフェカブ運営事務局、キッチンカーがブース出店。モリワキさんのブースでは製品のポイントやこだわりなど、常時ユーザーさんのオアシスに。

当日は、モリワキエンジニアリング、カフェカブ運営事務局、キッチンカーがブース出店。モリワキさんのブースでは製品のポイントやこだわりなど、常時ユーザーさんのオアシスに。

様々な賞が用意されたカフェカブコンテスト表彰式や、協賛各社による豪華景品がプレゼントされるじゃんけん大会も開催。イベント最後には事前申し込みをした方に参加記念Tシャツも配布されました。

様々な賞が用意されたカフェカブコンテスト表彰式や、協賛各社による豪華景品がプレゼントされるじゃんけん大会も開催。イベント最後には事前申し込みをした方に参加記念Tシャツも配布されました。
カブとオーナーさんをピックアップ紹介

(左から)HONDA SUPER CUB110/今井蓮華(17)、HONDA DREAM110/OWNER:今井和典(63)
岡山から6時間かけて来場したカブトレーラー
カブ歴48年のお父さんと、小説「スーパーカブ」の影響で16歳から乗り始めた娘の蓮華さん。今回の最年少賞はもちろん彼女です。
蓮華さんは普段通学で使用しており、今回トレーラーを装着して初の遠乗りで、なんと岡山県から6時間かけて参加というから驚き!

カブ×トレーラーの迫力の見た目。強度はもちろん、道交法(お父さんがしっかり確認済み)も全く問題なし!!

フロントには追加のフォグやサブタンクを用意。重そうな印象ですが、重量が増すことで安定してくれるそう。

(左から)HONDA SUPER CUB C100/OWNER:ユウタ(30)、HONDA SUPER CUB C100/OWNER:さとぼう(46)
C100に乗り始めて知り合いました!
同じ1964年モデルのC100に乗るおふたり。右のさとぼうさんはシールドやマスコット、ステッカーなどは自作品。左のユウタさんはカモメや行灯、MD90なども所有する旧いカブ好き。当時の雰囲気を活かした車体が会場内でも存在感抜群だった。

さとぼうさんが装着するのは昭和の車体にぴったりなハブ毛。こういった細かい部分へのこだわりも大事!!

HONDA SUPER CUB C50/OWNER:ひなた(21)、HONDA SUPER CUB C65/OWNER:森本健太郎(47)
親子で原付楽しんでます!!
祖父のカブに乗ったことをきっかけにカブヌシになったお父さんの健太郎さん。娘さんのひなたさんが「カブだったら乗りたい」ということで車体を購入してあげたそうで、今ではこうして一緒にイベントに行くことが何よりの喜び、という仲良しカブ親子。

シートがボロボロだったため新品の表皮に張り替えたシートですが、車体のヤレ具合に合わせてエイジング。

HONDA CT110/OWNER:nono(70)
自作パーツ、アイデアが光るCT110改
乗り始めて4年目になるCT110は53日間かけて北海道を2周、約9200kmを走破した旅の相棒。車体はフロントをディスク化したり、スクリーンやレッグシールド部分はシーンに合わせてサイズを拡大できるというギミック付き。
今回は審査員特別賞を受賞しておられました!

自作の大型スクリーン。両サイドの耳のような部分は折りたたみ式で、シーンに合わせて可変させるそう。

雨・風から足元をガードするレッグシールド部分も可変式。写真のように工具無しでサイズ変更が可能です。

エアクリーナー部分は小物入れとなっており、チューブなどのパンク修理グッズを収納。ナイスアイデア!!

ボアアップした車体に合わせフロントはディスクブレーキ化。パーツはホンダの他社種からの流用です。

HONDA CT125・HUNTER CUB/OWNER:船長(35)
人気投票で1位を獲得したフルカスタムCT125
人気投票で1位を獲得したこの車両。ワンオフのLEDライトを装着し、純正にはないカラーリング、パッチワーク風に張り替えられたシートなどでフルカスタムされたCT125。110/90サイズのTIMSUN製タイヤを前後に履くことで往年のトラッカースタイルへと様変わり。

アウトドア、レジャーな雰囲気からストリートトラッカーへと劇的にチェンジ!! ワイドな足まわりがポイント。

大型のリアキャリアからシンプルでオシャレな見た目に。シートも単色ではなくオシャレな見た目に張り替え。

様々なタイヤの中から選んだタイヤはティムソンのTS819。この車体の肝となっている部分の1つです。

HONDA CT125・HUNTER CUB/OWNER:レブカブ(51)
レブルのパーツ流用でカスタム
レブルSエディションに用意されたフロントカウル、フォークブーツを上手く流用して他にはないスタイルにカスタム。リアのバッグには本誌が大昔にプレゼントしていたというワッペンを装着。大事にしてくれてありがとうございます‼

レブルSエディションのヘッドライトカウルを流用。車体色と合わせたペイントで一体感をだしました。

HONDA SUPER CUB/OWNER:おっさん組長(54)
チーム二輪堂をヨロシク!!
乗り始めて10年目となる通称角目カブをベースにフルカスタムされたマシンは社外のキャストホイール、メッキパーツなどで純正のスタイルはそのまま、ラグジーな雰囲気に仕上げた。レッグシールドに貼られるステッカーはチームの名。

社外のキャストホイールがポイントの足まわり。フォークに沿うようにステダンを装着することで安定性もアップ!

HONDA SUPER CUB/OWNER:さるぼぼ(46)
ホンダのパーツ流用でカスタムしてます
もはやスーパーカブの面影はなく、ソニックのヘッドライトカウル、CBR250RRのフロントフェンダー、GROMのフロントフォーク、NS-1の前後ホイールなど、すべてホンダの他車種からパーツを流用してフルカスタムされている。

カブのイメージを払拭したフルカスタム仕様。ここまでやるならもはやカブじゃなくても…笑。
レポート:オートバイ編集部