文:山ノ井敦司/写真:井上 演
第16回モンキーミーティング
[開催日]2024年4月28日(日)
[会場]東京サマーランド 第2駐車場Aエリア・特設会場
[主催]モンキーミーティング運営事務局(カフェカブ運営事務局)
CBが好きすぎて、モンキーでも作っちゃいました!!
有名車両のコチラはもはやモンキーではなく、CB750FOURなんじゃないか!? と勘違いしてしまうほどの超絶レプリカカスタムに仕上がっている。オーナーさんはCBが好きすぎて、これまでにモンキーをベースしたレプリカを2台製作(1台目も凄かった!!)。
2台目となるコチラのマシンは外装に至っては本物のCBのタンクをベースに、切った貼ったを繰り返しほぼワンオフ。タンク下のヘッドのようなものはオイルクーラーだったり、フレームも加工満載だったり、シートも横開きだったりと、そんじょそこらのレプリカカスタムとは桁違いの仕上がりとなっている。
見た目も走りもCB750F並!? のフルカスタムレプリカ
コチラも同じCBレプリカとなっているが、走りのCB-F仕様。外装はキタコから以前発売されていたレプリカキットで、純正タンクに被せるだけという簡単装着が可能。このCB-F以外にもZⅡやGP-Zなどの外装が発売されていた。
外装以外にホイールはデイトナ製10インチ5本キャストホイールをベースに、スポーク部分をくり抜くことでコムスター風に見せているのもポイント。エンジンは横型タイプだが、デイトナが海外向けにリリースしている212cc仕様を搭載し、ミニバイクとは思えぬ走りを実現している。
より古く、激レアパーツでモンキーをカスタム
通称4Lタイプの2台のモンキーだが、手前はCBをイメージさせるBBK製4本出しマフラーやペイント、CB風な表皮に張り替えられたシートでレプリカ風にカスタム。海外モデルのテールランプの流用テクなど、細部に渡りこだわりが満載の仕上がりとなっている。
奥の車体は大昔に発売されていたカスタムパーツメーカーのJRP、乗りもの館(のりものや)などのパーツでカスタム。2台ともスタイルは違えど、古き良き時代を感じさせる味わいのあるカスタムに仕上がっている。
普通じゃ面白くない! オリジナルBAJAスタイル!!
オフロードモデルのような見た目で人気のモンキーバハをベースとしたマシンは、社外のゴリラタンクを搭載することで、モンキーバハでもない、ゴリラでもないオリジナルのスタイルにカスタム。
タンクの変更に合わせシートもTLタイプに変更するなど、簡単なようで実は難しい、絶妙なバランスに仕上げられている。その他にも前後ワイドホイール、フロントのディスク化、ロンスイなど、玄人好みのカスタムにも注目してほしい。
BAJAのオフロード色を取り払ったロードスターカスタム
上と同じモンキーバハがベースのマシンだが、こちらはロード仕様にカスタム。フロントフォークは人気&定番のNSR系を装着し、リアにはロンスイを合わせ10インチホイールを投入。複雑にオイルラインが繋がるエンジンはスペシャルパーツ武川製キットでフルチューンされ、車体からニョキっと飛び出たFCRキャブなど、メカメカしい見た目がたまらない。
オフロード然とした見た目がポイントのバハだが、このマシンのようにロード仕様にカスタムするのも人気となっている。
現代に復活した2&4レーシングのミニバイクレーサー
大阪にあるORMがレストアしたミニバイクレーサー。当時を知る人ならば必ず見たことがある、聞いたことがあるだろうこのマシンは、80〜90年代の4ミニブームの時に各地のサーキットを走り回っていたもので当時のカスタム、雰囲気をそのまま見事に復活させた。オリジナルマフラーはもちろん、エンジン下にマウントされるリアショック、QRシートなどマニア必見の仕上がりとなっている。
ORMではモンキー125をはじめDAX125、スーパーカブC125、レブル250用にお手頃価格のマフラーから、懐かしの2ストRZ350/250、JOG用のチャンバー、ヤマハYBR125などの海外モデル用などのマフラー、TZR50用カウルなど様々なパーツをリリース中。
ツインチューブフレーム採用を採用した走りのモンキー
今では綺麗な車体が貴重となってきたモンキーRをベースに、純正の持つポイント、スタイルを崩さずにうまくカスタムされたマシン。純正がアップマフラーに対し、ダウンタイプのマフラーにすることで走りのイメージが倍増され、エンジンは武川製キットでチューン。
偶然の産物だろうが、黄色に焼けたホワイトリボンタイヤがいい味を出している。モンキー125、ダックス125に続きモンキーR125なんて出たら面白いだろうにな〜。
まだ紹介きれないマシンはPart.2で紹介予定。乞うご期待!!
文:山ノ井敦司/写真:井上 演