レースで培った技術をふんだんに詰め込んだ高性能エンジンオイルが登場
170年以上の歴史をもつフランスのオイルメーカー・モチュール。1966年に自動車用の化学合成オイルを、1971年に自動車用100%化学合成オイルを世界で初めて発売するなど、業界に先駆けて自動車用オイルの高性能化に努めてきた。
新たにカワサキモータースジャパンとの共同開発により誕生したのが二輪車専用のエンジンオイル「Kawasaki Semi-Synthetic Oil by Motul」。“そのパワーを支える、信頼のプロテクション”というコンセプトのもと、2024年10月より販売が開始された。
開発を行った両社は世界耐久ロードレース選手権やスーパーバイク選手権、全日本ロードレース選手権、全日本モトクロス選手権などのバイクレースにおいて、グローバルパートナーシップを締結している。新製品は、それらレース活動から得たフィードバッグを活かして開発されているため、カワサキのバイクオーナーのニーズに応えたバランスの良い性能を追求したものとなっている。
「Kawasaki Semi-Synthetic Oil by Motul」は、高いエンジン清浄性と、安定した粘度特性、優れた部品保護性能が特徴のエンジンオイル。
エンジン内部を綺麗に保ちつつ、分厚い油膜で部品を保護して車両の寿命を延ばしてくれるほか、特殊な添加材によりクラッチの不要なすべりを抑制。滑らかなシフトフィールを実現してくれる。そのほか、「Z1」「Z2」などのヴィンテージ車両に使うことができるのも魅力のひとつだ。
希望小売価格は1Lボトルで税込2750円、全国のカワサキプラザで購入できる。なお、店舗の在庫状況は11月より製品公式サイトにて公開予定だ。
まとめ:大冨 涼