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【特集】Z400FX Never leave
2024年、現在も衰えを知らないZ400FX人気。
この偉大なカワサキ空冷400DOHCマシンは往年のライダー、メカニックの原点であり今尚、新たなカワサキファンを生み出している。
ライダー、カスタム、アフターパーツ……。
稀代なモデルの“今”を紹介。
市川 仁が絶版車を斬る
SUZUKI GSX750S KATANA(1984)
1981年にセンセーショナルなデビューを果たしたスズキGSX1100S。ハンス・ムートが在籍する海外デザインファクトリーが手掛けた先鋭的な姿は他のどのバイクにも似ておらず、発売から40年以上経った現在でも世界中に熱烈なファンが存在します。
その「国内版」として最初に登場したのが、1982年のGSX750S。様々な規制がある中市販化を実現し、2度マイナーチェンジ。そして1984年には、フルモデルチェンジしたGSX750S KATANAが登場。
スズキ自身が全てデザインを手掛けたもので、「カタナらしく」鋭角なフォルムとしつつ、リトラクタブルヘッドライト、リアのモノショックサスペンション、角パイプフレームなど様々な「新しさ」が表現されていました。エンジンも新世代で、車体はコンパクトでよりスポーティ。走りもかなり尖っていたのです。今でも充分に速いと感じさせる通称3型カタナ。今回もサーキットで走りの真髄を検証します。
マニアックバイクコレクション
かーちゃんもヤンキーも乗ったパッソルカタログ
1970年代まで、バイクはほぼ男の乗り物。それを女性にも開放するきっかけとなったのが、1970年代末から1980年代にかけて多数登場した原付ソフトバイクでした。車体は軽くて扱いやすく、オシャレ。そして普段着でも乗れる車体構成。瞬く間に幅広い年齢層の女性に受け入れられ大ヒットし、若い男の子も注目する存在に。
そのヤマハの代表格が、パッソルシリーズ。型式による違いを吟味したり、カスタムしたり。スポーツモデルと同様にバイク文化が出来上がったのでした。今「また乗りたいな」と思っているベテランライダーも多いのではないでしょうか。電動アシスト自転車とはまた違う魅力が、そこにはあるのです。
弾けよ’90S&’00S
「Full Power! 後輪130PS !?」HONDA CB1000 SUPER FOUR
1990年代のバイクを象徴するジャンルのひとつであるビッグネイキッド。国産4メーカーのモデルは、同時代のツアラーやスポーツモデルのエンジンにリセッティングを施して搭載していました。そのほとんどの最高出力は、ベースエンジンよりも抑えられたもの。
果たして、市販化されたビッグネイキッドを手に入れたカスタム志向のオーナーはどうしたか。ずばり「フルパワー化」でした。ベースエンジンのパーツを使う、社外パーツを組み込む等の手段により、いっそう速さを強調したカスタムネイキッドが誕生していったのです。
カスタムは車体のバランスがとても大切。その好例である、プロが仕上げたフルパワーバージョンの“ビッグワン”を、インプレッション‼︎
キリン「THE CHOSUKE RETURN」
連載漫画「雨は これから」は、作者東本昌平の体調不良により終了となりました。代わりとして、ヤングキング誌に掲載された「キリン」のスペシャルエディション後編を掲載いたします。
『ミスター・バイクBG』2024年11月号|定価:680円
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