【徹底比較】ホンダ「GB350 C」「GB350」｜乗り味・装備・価格にどのくらいのちがいがある？

2024-12-05

横田和彦 @ webオートバイ

GB350CとベースモデルであるスタンダードのGB350との価格差は10万7800円。同じクラシックシングルでも、コンセプトとスタイルの違うこの両車の魅力の違いを、装備・乗り味の両方で比較検証してみよう。
文：横田和彦、オートバイ編集部／写真：南孝幸

ホンダ「GB350 C」「GB350」ライディングポジション・足つき性比較

シート高：800mm（両車共通）
ライダーの身長・体重：165cm・75kg

GB350 C

シートの中央が盛り上がっているのでスタンダードとは座り心地が異なる。個人的には腰の収まりがよく、好ましいと感じた。ステップやハンドルとの位置関係も変わらないが、グリップ形状の違いで別のバイクのように感じる。

GB350

シートは平らな着座位置にお尻がスポッとハマる感覚。ステップが低めなのでヒザの曲がりが少ない。足を下ろすとサイドカバーに内ももが当たるので少し足が広がってしまう。ハンドルは手を伸ばすと自然な位置にあり操作しやすい。

メーター

GB350 C

液晶画面が内蔵されたアナログ式スピードメーターを採用。警告灯類の位置関係は同じだが、文字盤のフォントやレイアウトが異なる。

GB350

アナログ式スピードメーターがバイクのイメージにあっている。ギアポジションや燃料計などは内部にある液晶画面に表示される。

シート

GB350 C

白いパイピングが入ったセパレートシートでクラシカル感がアップ。厚みがありクッション性は高い。グラブバーも専用品。

GB350

前後一体式のシートはブラウンの表皮でトラディショナルなイメージ。この角度ならサイドカバーの盛り上がり具合もわかる。

ハンドルまわり

GB350 C

ハンドルバーやスイッチ類の配置などはスタンダードと同じ。違いはトップブリッジまわりがシルバーで樽型グリップを採用していること。

GB350

セミアップタイプのハンドルバーはメッキ仕上げ。トップブリッジとハンドルクランプはブラックで、グリップはスリムなもの。

マフラー

GB350 C

水平に伸びたスリムなキャブトンタイプのマフラーを採用。歯切れのよい単気筒サウンドを実現するため内部構造にも手を加えている。

GB350

メガホンタイプのメッキマフラーは、車体側にも凹みがない美しいラインを実現するため、わずかに縦長のオーバル形状になっている。