文:小澤長年/写真:木村直軌/まとめ:斉藤のん
カワサキ「750ターボ」とは……?
900ニンジャの発売と同じ頃、GPz750をベースに日立製ターボとDFIを装着した当時のターボ車としては最大排気量・最大馬力を誇るバイクが輸出車として発売。235km/hという最高速に対応してフルカウルを装備。10秒台のゼロヨンもターボならではの加速の賜物。生産台数は8000台、現在日本で動態保存されているのは50台程といわれる超希少車。
全国から過去最多の30台以上が集まった「750ターボの日」
ミーティング当日は生憎の雨予報でしたが、そんな天気をものともしない750ターボ乗りが全国から静岡に集まりました。その数、過去最多の30台以上!
750ターボをオリジナルの新車のように維持・メンテナンスしてる人、廃盤の部品をオークション等で落としコツコツと直す人、フルカスタム、ブーストアップで過激に楽しむ人……。
同じターボでも多種多様な仕様が見れて、ターボ乗りにはたまらない1日となりました。
雨予報ということもあり、恒例の13時に来る機関車トーマスとの記念撮影を各自で楽しんだあとは即自由解散に。
短時間となり名残惜しい気持ちでしたが、オーナー同士の濃密な時間を過ごせました。
今年は整備が間に合わなかった人、仕事や体調不良などで参加出来なかった人が16名程いましたので、来年は夢の40台超えを狙いたいと思います。 参加された方々、遠方より本当にありがとうございました!
また、来年の「750ターボの日」に向かって、メンテナンス、カスタムをよろしくお願い致します!
ミーティング会場となった「寿園カフェ」の小澤代表は、ターボ歴19年目!
寿園カフェ代表の小澤長年さん。愛車について、以下の様に語ってくれました!
「ターボに乗るようになって19年目! きっかけは25年ぶりにバイクにリターンする時に『自分でマフラーを作れるもの』が第一条件でした。前職でターボ用のマニホールドを某アフターパーツメーカーでたぶん誰よりも多く手曲げで作っていたので自然と750ターボを選びました。『終のバイク』には希少性、デザイン、性能、歴史、扱いにくさまでもピッタリなバイクです!」(小澤さん)
文:小澤長年/写真:木村直軌/まとめ:斉藤のん