2024年11月26日 、KTMが本国・オーストリアにおいて自主管理による法的再建手続きを行うことを発表した。

ブランドの未来を見据え、抜本的な再建計画を実施

オーストリアを拠点とするバイクメーカー・KTMは、1991年には破産申請にいたる危機に陥ったものの立て直しを図り、過去30年間で大幅に成長した。1992年に従業員数160名、年間生産台数は6000台だったが、現在では1日1000台の生産も可能な規模まで拡大し、ヨーロッパ最大級のバイクメーカーとなった。

日本でも全国各地に正規ディーラーを展開し、オフロードモデルやアドベンチャーモデルをはじめ、ネイキッドのDUKEシリーズなど、原付二種から大型バイクまでさまざまな機種が正規販売されている。

しかし、現時点で財政上の大きな課題に直面していることを公式に発表した。この問題を解決すべく、2024年11月26日に自国・オーストリアで自主管理による法的再建手続きを行うことを明らかにした。申請は同月29日に提出され、以後90日以内の手続き完了を目指しているという。

CEOのステファン・ピエラー氏とco-CEOのゴットフリート・ノイマイスター氏は、この期間における従業員の支援の重要性を強調するとともに、「私たちは共にKTMのサクセスストーリーを歩んできました。これからも共にKTMを未来へと導きます」と述べている。

まとめ:大冨 涼

画像: Pit Stop for the Future: Strengthening KTM - YouTube www.youtube.com

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