ここでは2024年10月13日に茨城県で開催された「あかおぎ4ストミニミーティング」にブース出展していたGクラフトのカスタムデモ車両を細かく紹介していく。見た目と性能・機能をアップさせるカスタムは必見だ!!
文・写真:山ノ井敦司
撮影場所:吉田運送

モンキーの中でも代表的で人気のパターンとなっている通称4Lルック(1974年あたりのZ50J型)にカスタムされたマシンは、最新のJB05型をベースとし、カスタムパーツメーカーのGクラフトが作り上げた最新デモ車両。特徴的な見た目の外装はタイのカブハウスで発売された限定モデルのものを流用してネオクラシックなスタイルに大変身(元の外装もとっておけるし、取り付けも入れ替えるだけなので簡単)。

これまでの50ccのモンキーとは違い、純正で125ccの排気量が確保されているので、エンジンは純正のままでも十分なパワーを発揮してくれるようになっているので、外装や車体周りのカスタムを中心に楽しめる。

中でも特におすすめしたいカスタムが足まわりで、純正は良くも悪くも柔らかめなので、もう少しカッチリ、踏ん張ってくれる足まわりにすることで別物のような走りを実現してくれる。

前後サスペンションはYSSとのコラボ品で、プアーなフロントフォークをコシのあるしっかりとした足まわりにしてくれる優れもの。リアは度重なるテストの上にセッティングし、そのまま乗るのはもちろん、車高調整機能、スプリングプリロード調整機能、伸び側の減衰力を25段階調整を備えることで、ユーザーの思惑通りのセッティングを可能にしている。

Gクラフトの伝家の宝刀であるアルミスイングアームは、モンキー125などの大柄な車体に合わせたミドルパイプ(60mm✕25mmのパイプ)を使用したT/Sミドルスイングアームを装備。チェーン引きはメンテナンス性が高く、見た目にも美しい後ろ引きタイプを採用。写真は純正長だが、+2/4/6cmのロングタイプ、スタビなし、ありの選択も可能。磨けば磨くほど輝くスイングアームにはうっとりしてしまう。

画像3: ホンダモンキー125の最新カスタムをお届け!! すぐにでもマネ出来るGクラフト流ネオクラシックスタイル

純正ではフォークと同色のステーが用意されるヘッドライトステー部分だが、Gクラフトにかかればこの通りスッキリとした仕上がりに。純正よりも小ぶりで高級感のある質感のライトステーに大変身。こういった細かい部分こそ、車両オーナーになった時にこだわりたい部分。

画像4: ホンダモンキー125の最新カスタムをお届け!! すぐにでもマネ出来るGクラフト流ネオクラシックスタイル

ハンドルポスト部にはYSSステアリングダンパーキットを装着することで、小径ホイールでも思う存分走りが楽しめるように。これに合わせてフロントスプリングやリアショック、ブレーキ、タイヤなど足まわりのパーツを変更することで、ミニバイクは激変するので、まだ純正、何も装着していないという方は是非試していただきたい!!

画像5: ホンダモンキー125の最新カスタムをお届け!! すぐにでもマネ出来るGクラフト流ネオクラシックスタイル

楕円のアルミパイプ(32✕22mm)を使用したダウンチューブはドレスアップ効果抜群で、ホビー感のあるミニバイクにオートバイらしい迫力、存在感を強調してくれる。フロントスプロケット部には新開発のシフトガイドスプロケットガードを装着。モンキー125以外に、GROM(JC92)、DAX125用も用意される。

純正でも前後にディスクブレーキを採用するモンキー125だが、ワインディングやより繊細なタッチ、より正確な制動力を確保したい方におすすめなのがブレンボ製キャリパーの装着。ブレーキローターはサンスターとのコラボアイテム。ブレーキホースには信頼の性能で人気のSWAGE-LINE製を使った専用品を装着。リアのキャリパーサポートは新作のタイプ2。

シートは新作のSCシート鋲打ちVer.で、純正よりも薄くスッキリとした見た目に。SCのSはスリム、Cはコンフォート(快適)という意味合い。シート自体は内腿に接する部分をシェイプし足つき性を向上。ライディングの自由度を高めるために上面はフラットにし、グリップ性能に優れたタックロール形状の表皮が採用される。後端にはエンボス加工でロゴが入り、専用品のタグも用意される。

画像10: ホンダモンキー125の最新カスタムをお届け!! すぐにでもマネ出来るGクラフト流ネオクラシックスタイル

ステップ位置が変わるだけでオートバイの乗り味は激変すると考える著者。コチラのバックステップは普段使いからツーリング、ワインディングまでより扱いやすくなるようにと、性能から見た目までトコトン追求。純正ステップと比較して、75mmバック/15mmアップ、85mmバック/20mmアップ、95mmバック/25mmアップの3ポジションから自分好みの位置に設定可能。

ステップバーもグリップ性能の向上と、転倒時の破損(ステップバーの先端のみが折れる形状)を考慮し、新形状が採用されている。

画像11: ホンダモンキー125の最新カスタムをお届け!! すぐにでもマネ出来るGクラフト流ネオクラシックスタイル

「見せる」にこだわったビレットライセンスホルダー。フェンダーから伸びる連結プレートは10mmのアルミ材から削り出したもので見た目、質感にもこだわった仕上がりに。純正のナンバー灯のカバーも削り出しで、上面にはGcraftロゴが入れられる。写真のように純正スイングアームの車体はもちろん、+6cmのロングスイングアームにも対応。

画像12: ホンダモンキー125の最新カスタムをお届け!! すぐにでもマネ出来るGクラフト流ネオクラシックスタイル

マフラーは同じ鈴鹿に本拠地を置くオーヴァーレーシング製で、スポーティな見た目と高い性能を発揮するTTフォーミュラを装着。実際に走り出すと低速域から発揮されるトルクにより、気持ちの良い加速感を生み出し、街乗りからワインディングまで走るシーンを問わず回して楽しめる1本。同社では他にも様々なタイプのマフラーをリリース中。そちらも要チェック!

画像13: ホンダモンキー125の最新カスタムをお届け!! すぐにでもマネ出来るGクラフト流ネオクラシックスタイル

純正のマフラーを外した時に空いてしまうスペースには、キャブレター時代から人気パーツの1つとなっていたオイルキャッチタンクを装着。モンキー125専用に製作したΦ80mmのアルミボディを採用、JB03/05に対応。装着例としては写真のクランクケースブリーザー→キャッチタンク以外にもカムカバーブリーザー→キャッチタンク、キャッチタンク→純正エアクリーナー(社外エアクリーナーの場合は加工が必要)というのも可能。

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