洗車環境に困っている人にぴったりなポケッタブル高圧洗浄機。サイン・ハウスのブランド、スパイサーから新たなモデルが発売された。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

スパイサー「ポケッタブル高圧洗浄機 PHP-1」テスト&レポート

画像: SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機 PHP-1 税込価格:1万4960円 販売元:サイン・ハウス sygnhouse.jp

SPICERR
ポケッタブル高圧洗浄機 PHP-1

税込価格:1万4960円
販売元:サイン・ハウス

sygnhouse.jp

大人気のモバイル洗浄機に実用性をアップした新型が登場

Bluetoothインカムの『B+COM』シリーズやアルミ削り出しのスマホホルダー『マウントスシステム』など、高品質なライダー用ガジェットを提供しているのがサインハウス。新製品の高圧洗浄機スパイサー『PHP-1』は、電源や水道栓のない場所でも効率的に洗車でき、住宅の外回りや水まわりの掃除、植物の水やりにも使えるとあって、ライダー以外からも大好評を博している。

2024年夏に発売されたスパイサー『SWU-1』は本体にペットボトルを装着するだけで使える手軽さがセールスポイントだが、まる一台の洗車だと2Lのペットボトルでも足りないことが多く、何度か水を補給する必要がある。

対して新登場の『PHP-1』は容量5Lのウオーターバッグと長さ5mのホースを採用。汚れの程度にもよるが、雨中走行後の泥落としなら水の補給は1回で済むし、より容量の大きなバケツから水を吸い上げることもできる。

本体は『SWU-1』と共通で、5mのホース、ジェットノズル、洗浄タンクキットなどが肩掛けタイプのウォーターバッグに一式収まり、持ち運びやすくて片付きがいいことも特徴だ。

実際の使い勝手は日常的な洗車にちょうどいい。噴射圧力は100V電源を使う家庭用高圧洗浄機より低いが、それゆえにデカール類の剥がれや電装パーツへの浸水、ラジエターコアの変形を気にせず使えるからだ。

携行性と洗浄力の高さに加え、給水の手間も減らした仕上がりで、洗車難民の強い味方になることは間違いない。

画像: 本体に加え、ホース、ノズル、洗浄タンクといった付属品もすべてウオーターバッグに収まるから持ち運びが楽で収納性もいい。

本体に加え、ホース、ノズル、洗浄タンクといった付属品もすべてウオーターバッグに収まるから持ち運びが楽で収納性もいい。

画像: 噴出口のノズルを回転させることでストレートからシャワーまで噴射パターンを5種類に変更可能。植物(特に葉物)への水やりも素早く簡単に行える。

噴出口のノズルを回転させることでストレートからシャワーまで噴射パターンを5種類に変更可能。植物(特に葉物)への水やりも素早く簡単に行える。

画像: 噴出口にカーシャンプーを入れた洗浄タンクを装着すれば細かな泡スプレーが噴射でき、油汚れ、水垢、虫汚れの洗浄に効果的。水の跳ね返りも少ない。

噴出口にカーシャンプーを入れた洗浄タンクを装着すれば細かな泡スプレーが噴射でき、油汚れ、水垢、虫汚れの洗浄に効果的。水の跳ね返りも少ない。

before

画像: 林道走行ではリアまわりの泥汚れがつきもの。

林道走行ではリアまわりの泥汚れがつきもの。

after

画像: 写真は2分ほどストレート噴射を浴びせた状態。手が入りにくいリアサスペンションまわりの汚れもスッキリ落ちた。

写真は2分ほどストレート噴射を浴びせた状態。手が入りにくいリアサスペンションまわりの汚れもスッキリ落ちた。

画像1: スパイサー「ポケッタブル高圧洗浄機 PHP-1」使用レビュー|水場がない場所でも気軽に使える便利な洗車グッズ

テスター太田安治の欲張りリクエスト

5L容量のウォーターバッグによって給水の手間が減ったことは大歓迎。バッグは肩掛けタイプだが、洗車時のオートバイを一周するような動きなら、容量を10〜15Lに拡大してデイパックのように背負える仕様があっても良さそう。

文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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