葉月美優です。
いよいよ、4月のスーパーGTの開幕戦が迫っています。3月には岡山国際サーキットと富士スピードウェイで公式テストがありますが、富士スピードウェイはモーターサイクルショーと日程が重なってしまうので、今回は岡山での公式テストを見にいってきました。

公式テストは、普段、レースアンバサダーの業務中には見ることのできないエリアから観戦することができます。
今回は、近くで見られて迫力を感じられるポイントに絞って、見学ポイントを紹介します! これは、四輪だけではなく二輪にも共通して言えることだと思うので、全日本ロードレース選手権などの観戦の参考になればいいなと思います。
メインストレート
まずは、定番のメインストレート。メインストレートの魅力は、単純に直線の速さだけだと思うかもしれませんが、岡山国際サーキットのメインストレートはグランドスタンドからすごく近いんです。
ですから、間近でスピード感と迫力を感じられるし、ピットも他のサーキットより近く、迫力満点です。


1コーナー
どこのサーキットもそうですが、1コーナーは“フル加速からの突っ込み”になるので、ドライバーやライダーのブレーキングスキルやオーバーテイクを見ることができます。それぞれのラインの違いもよくわかりますよ。


バックストレートからヘアピン
走行ライン的に、ヘアピンの進入前にアウト側に振るのでギリギリまで観戦席に近い車両を見ることができます。
また、バックストレートはメインよりも長い直線で、フル加速からのタイトなヘアピンに向け一気にギアを落とすのですが、その音もしっかり聞こえて感動しました。
こちらもヘアピンに進入する前からコーナリング中のバトルを見ることができます。


インフィールドに入り、リボルバーコーナー
ここは、技術の差が出るポイントだと思うので、中に入れるなら下の方で見ることをオススメします!! 私は、ここで何度か四輪のスピンを見ました。晴れた日は、思い切りの走りが見られるので楽しいと思いますよ。“フェンス越しじゃない”のが最大の魅力です!



マイクナイトコーナー前
見てください。写真にしてもこの近さ!! これはモータースポーツファンには堪らないと思います。最終コーナー、メインストレートへ向けて、スピードを極力落としたくないポイントなので、その突っ込み具合は物凄く迫力があります。
コーナーに近づくに連れグラベルが広くなり、少し遠目になるので、より近くで見たい方はコーナー進入前で観戦するのがオススメです。


最終コーナー
オフィシャルカメラマンも張って抜く、素敵なポイントです。下の写真は目で見える範囲を映したく、広角で撮ってしまったので遠く感じますが、実際はもっと近く見えます。
最終コーナーは、ライン取りが難しいのですが、皆さんメインストレートへの出口へ向けてものすごい速さで通り過ぎていきます。


それは、最終コーナーからメインストレートへ向けたポイントから見てもよくわかります。この最終コーナーのラインや加速の位置などは車両によって全然違うので面白いですよ。ここは少し高い位置になるので、フェンスが邪魔にならないのも嬉しいです。


岡山国際サーキットは、走行車両を近くで見えるポイントが多い分、ドライバーやライダーの技術もよくわかります。今回、スーパーGTのテストを見て、やっぱり強い車両はメリハリをしっかりつけて走っているんです。
そういったところがしっかり見れるのも、岡山国際サーキットの魅力かなと思います。ぜひ、近くでレースを堪能してください!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
レポート:葉月美優
