文・写真:西野鉄兵
デイトナの新たな自社ブランド「FLEX」はアイデアと価格が魅力

大阪モーターサイクルショー2025のデイトナブース内で発見した「FLEX」。てっきり海外メーカーの輸入製品なのかと思ったら、新たなプライベートブランドだということだった。
第一弾として発表されたのは、スマホホルダーとドリンクホルダー、およびその周辺パーツだ。

FLEX
FSH-1 スマホホルダー
対応パイプ径:Φ22.2/Φ25.4/28.6mm
積載可能スマートフォン重量:250g
発売予定時期:2025年4月
予定価格:税込3960円
まずはスマホホルダーを見ていこう。もともとデイトナは自社の「スマートフォンホルダー」シリーズを長きに渡って販売し、人気を博してきた。FLEXブランドの新製品はデイトナブランドの既存アイテムとはまた別に展開していくという。
FLEX「FSH-1 スマホホルダー」は、がっちりとした本格的な仕様ながら、予定価格は税込3960円。実勢価格はさらに安くなるかもしれない。
それでいて、カメラ機能を守るアンチバイブレーション機構も搭載している。ボディを樹脂ベースにすることでコストを抑えたようだ。側面にはアクションカメラのGoProをアクセサリーを介して、装着することもできるそう。

ちなみに、カラーはブラックとホワイトのほか、あまり見慣れない色味のグリーンも用意されていた。

「お茶をイメージしたカラーです」とスタッフの方は笑って説明してくれたが、静岡県森町に本拠を置き、一大イベント・茶ミーティングを開催しているまさにデイトナならでは。このカラーがFLEXブランドの象徴になるかもしれない。

FLEX
FDH-1 ドリンクホルダー
対応パイプ径:Φ22.2/Φ25.4mm
発売予定時期:2025年4月
予定価格:税込3520円
もうひとつの展示されていた製品は「FDH-1 ドリンクホルダー」。スマホホルダーと同じく、樹脂ベースのアイテムで、予価は税込3520円。600mlまでのボトルを挟むことができる。
使わないときはピタッとコンパクトになるのが特徴。ボトルを押さえつける力は強烈なため、バイクでも安心して使用できそうだ。スマホホルダーと同じく、ホワイト・ブラック・グリーンの3色が展示されていた。
今回は2製品と周辺パーツのみの発表だったが、まだまだ新製品の予定はある模様。バイクの利便性を高めるアイテムを展開する新ブランドFLEX、今後の注目株といえるだろう。