2025年3月21日~23日の大阪モーターサイクルショー2025でスズキが400ccのニューモデル「DR-Z4S」「DR-Z4SM」を日本初公開しました! この記事ではモタードの「DR-Z4SM」にフォーカス。スズキブースでオートバイ女子部のせんちゃん&わっすさんが楽しんできました。
モデル:せんちゃん、わっす/文・写真:西野鉄兵

新型モタード「DR-Z4SM」の本気度を知る足つきチャレンジ

2024年11月のEICMA(ミラノショー)で発表された期待のニューモデル「DR-Z4S」「DR-Z4SM」がついに日本で公開された! スズキブースの最注目モデルとして、連日人気を集めています。

画像: SUZUKI DR-Z4S 大阪モーターサイクルショー2025展示車両(海外仕様) 総排気量:398cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 シート高:920mm 車両重量:151kg 価格・発売日:未定

SUZUKI
DR-Z4S
大阪モーターサイクルショー2025展示車両(海外仕様)

総排気量:398cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:920mm
車両重量:151kg

価格・発売日:未定

画像: SUZUKI DR-Z4SM 大阪モーターサイクルショー2025展示車両(海外仕様) 総排気量:398cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 シート高:890mm 車両重量:154kg 価格・発売日:未定

SUZUKI
DR-Z4SM
大阪モーターサイクルショー2025展示車両(海外仕様)

総排気量:398cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:890mm
車両重量:154kg

価格・発売日:未定

「DR-Z4SM」は、前後17インチのホイールにオンロードタイヤを履いたモタードモデル。かつて販売されていた「DR-Z400SM」の後継車として、2025年内の発売に期待が高まっています。スズキは2024年11月の発表時に〈2025年5月より北米・欧州を中心に各国で順次発売〉予定であることを公式に発表しました。

画像: ▲せんちゃんとDR-Z4SM。

▲せんちゃんとDR-Z4SM。

画像: ▲せんちゃんのお気に入りデザインポイントは、ブルーのホイールだそうです。

▲せんちゃんのお気に入りデザインポイントは、ブルーのホイールだそうです。

せんちゃんは、スリムな車体を見て気軽に乗れるモデルだと思ったのか、余裕綽々。しかしいざ跨るとなったら、大きく息を吸い込んで「よしっ」と覚悟を決めて脚を上げました。

シート高は890mm。400ccクラスのオンロードバイクのなかでは、かなり高い部類に入ります。身長161cmの彼女は両足をつこうとすると脚がブラブラ状態に。でも片足接地はできて「大丈夫そうです。乗れそうです!」と、固定された車両ではあったものの手ごたえを感じた様子でした。

車両重量は154kgと超軽量なため、実際に乗ってしまえば、走れないことはないでしょう。今回の展示車両は海外仕様車。国内モデルはシート高を下げるのか、そのままなのかは分かりません。890mm状態の本格仕様を望む人も多いでしょうし、もっと気軽に乗れたら欲しいと思う人も多そうで、スズキも判断が難しいでしょうね。

画像: ▲片足をステップに乗せた状態でつま先はとどいた!

▲片足をステップに乗せた状態でつま先はとどいた!

ちなみにオフロードモデルの「DR-Z4S」は、さらにシート高が高く、920mm。ところが展示車両にはローシートを備え「DR-Z4SM」と同等の高さまで下げたモデルが用意されていました。つまり30mm程度はパーツの変更で下げられるということです。

続いて、ふらっとやってきた“わっす”さんが跨りチャレンジ。「くぅ、キツイ……」と悪戦苦闘。わっすさんの身長は151cm。さすがに単純な足つき性という面では厳しいかもしれませんが、彼女は普段「Ninja 1000」で日本各地を走り回っていて、公道を走る上での実戦的なテクニックは持っています。固定された車両だと、イメージが湧きにくいようでしたけど、軽さに気づけばきっとスイスイ走らせちゃうはず。

ふたりとも、両足をステップに乗せると「視線が高い!」と興奮していました。そしてなぜだが、妙に背筋が伸びた、いい姿勢でにっこり。視線の高さは、本格モタードの魅力と面白さにつながっています。

画像1: 新型モタード「DR-Z4SM」の本気度を知る足つきチャレンジ

モーターサイクルショー2025には「DR-Z4SM」のフォトスポットがある!

モーターサイクルショー2025のスズキブースでは、この「DR-Z4SM」のエキサイティングな走りを疑似体験できる、特設コーナーが用意されています。

画像2: 新型モタード「DR-Z4SM」の本気度を知る足つきチャレンジ

せんちゃんが体験させてもらいました。背景の写真と同じようにテールスライドをイメージした角度にバイクが固定されています。

このコーナーはフォトスポットにもなっていて、大阪会場では連日大人気でした。3月28日~30日の東京モーターサイクルショー、4月4日~6日の名古屋モーターサイクルショーでも用意されるとのこと。訪れる予定の方は、ぜひ新型車との貴重な体験を思い出に残してみてください。遅めの時間帯が比較的空いていてチャンスです!

画像: ▲これもスズキの計算なのか、大阪会場では「DR-Z4SM」の跨り可能車両も背景が絶妙なフォトスポットとなっていました。混んでいる時間帯は人がたくさん写り込んじゃいますけどね。

▲これもスズキの計算なのか、大阪会場では「DR-Z4SM」の跨り可能車両も背景が絶妙なフォトスポットとなっていました。混んでいる時間帯は人がたくさん写り込んじゃいますけどね。

画像: ▶▶▶モーターサイクルショー2025関連の記事一覧はこちら www.autoby.jp

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