クシタニはウエア類だけでなくバッグ製品もよく考えられた仕様で、人気を得ている。ジャケットに入らないちょっとした荷物を入れるのにぴったりなヒップバッグを紹介しよう。
文:太田安治/写真:赤松 孝、南 孝幸/モデル:平嶋夏海

クシタニ「ヒップバッグ K-3601L」テスト&レポート

画像: KUSHITANI K-3601L HIP BAG 税込価格:1万6060円 カラー:ネイビー、ブラウン(ともに限定色) 販売元:クシタニ www.kushitani.co.jp

KUSHITANI

K-3601L HIP BAG

税込価格:1万6060円
カラー:ネイビー、ブラウン(ともに限定色)

販売元:クシタニ

www.kushitani.co.jp

街乗りからツーリングまで、使い勝手の良さが光るヒップバッグ

ガソリンタンクの形状と材質、タンデムシートの形状と大きさが多様化し、タンクバッグやシートバッグの装着が難しい車種が増えている。身の回りの小物を持ち歩く程度ならウエストバッグが便利だが、もう少し容量が欲しいというライダーにはヒップバッグがお勧めだ。

クシタニの製品は容量が約5.2Lで、レインウエアやインナージャケットも収納可能。ペットボトルがすっぽり収まる円筒形のポケット、外したグローブを留めておけるゴム製のコード、大画面スマートフォンも収納できるポケットを装備している。

前側のフラップ部分には濡れたタオルやウエア類を挟み込んでおけるというのも、ツーリングの現場を熟知しているクシタニらしい拘りだ。生地素材は擦れに強い1620デニールのコーデュラナイロンで、レインカバーとバックパックと同じように両肩に掛けられるショルダーストラップも付属する。

腰に当たる部分に幅広かつソフトで通気性の高いメッシュ素材を採用していることに加え、ベルトのバックル部分が可動することで着け心地は優しい。荷物が重いときはベルトを緩めにして、シートに載せるようにすると負担が減らせる。

バックパックを愛用しているライダーも多いが、ヒップバッグは信号待ちなどの短い時間でもクルッと前側に回して素早く荷物にアクセスできることが魅力で、別売のコインホルダー(K-3608/1100円)を装着すれば、有料道路の料金所もスムーズに通過できる。なお、ブラウンとネイビーは限定色。レギュラーカラーのブラックは1万4300円だ。

画像: カジュアルにも使えるデザイン。腰回りが幅広になっているので体に食い込むことがない。バックパックのように背中を覆わないから暑い時期も快適だ。

カジュアルにも使えるデザイン。腰回りが幅広になっているので体に食い込むことがない。バックパックのように背中を覆わないから暑い時期も快適だ。

画像: フラップ部分のゴムコードには外したグローブを留めておける。ペットボトルポケットはアジャスター付きで、落とす心配がない。

フラップ部分のゴムコードには外したグローブを留めておける。ペットボトルポケットはアジャスター付きで、落とす心配がない。

画像: フラップ部分を開くと大画面スマートフォンが収まるポケットにアクセスできる。フラップとバッグ本体の間にタオルやウエア類を挟み込んでおけるのも便利。

フラップ部分を開くと大画面スマートフォンが収まるポケットにアクセスできる。フラップとバッグ本体の間にタオルやウエア類を挟み込んでおけるのも便利。

画像: オートバイに跨がったままでも前側に回して素早く荷物にアクセスできるのもヒップバッグの特徴。

オートバイに跨がったままでも前側に回して素早く荷物にアクセスできるのもヒップバッグの特徴。

画像1: クシタニ「ヒップバッグ K-3601L」使用レビュー|少し大きめなのがいい! ツーリングでの身の回り品を入れられる便利なバッグ

テスター太田安治の欲張りリクエスト

随所に実用的な工夫が凝らされていて、ツーリング時のセカンドバッグとしても使いやすい。ただし、雨天時にレインカバーを掛けると荷物へのアクセス性が悪くなるので、内側にターポリンや防水フィルムを入れた仕様も欲しい。

文:太田安治/写真:赤松 孝、南 孝幸/モデル:平嶋夏海

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