文・写真:西野鉄兵
ホンダ「CB1000F コンセプト」

Honda CB1000F CONCEPT
新たなCB、期待のニューモデル
3月21日に大阪モーターサイクルショー2025で世界初公開された「CB1000Fコンセプト」。大人気のホンダブースにおける今年の主役といえる一台です。ミラーとウインカーが備われば、すぐにでも公道を走り出せそうな完成度。伝統の“スペンサー”カラーも美しい!

▲モリワキによるレーサースタイルのカスタム。

▲ビームスカルチャートとのコラボレーションによるストリートスタイル。
しかもこの「CB1000Fコンセプト」には、さっそくカスタムコンセプト車も登場しました。モリワキによるレーサースタイルと、ビームスカルチャートとのコラボレーションによるストリートスタイルの2台です。CB1000Fはユーザーによって、いろいろな楽しみ方ができるモデルであるということが分かります。この新たなCBの早期発売に期待したい!
スズキ「DR-Z4S」「DR-Z4SM」

SUZUKI DR-Z4S

SUZUKI DR-Z4SM
見るだけで「絶対楽しいバイクだ」と分かる2台の新型400ccモデル
スズキの「DR-Z4S」と「DR-Z4SM」は、EICMA2024(ミラノショー)で登場し、大阪モーターサイクルショー2025で日本初公開されました。
DR-Z400シリーズの後継機種として、誕生したこの2台は、実車を見るとそのスマートさに驚かされるはず。車両重量は「DR-Z4S」が151kg、「DR-Z4SM」は154kg。超軽量なボディに398ccの水冷DOHC単気筒エンジンを搭載しています。
シートが高く、本格派であることがビシビシと伝わってきます。2台とも跨り可能車両も用意されているので、会場に訪れる方はぜひ見て、触れて、跨ってみてください!

▲「DR-Z4SM」はモタードならではのエキサイティングな走りを疑似体験できるコーナーもあり!
ヤマハ「YZF-R1M」

YAMAHA YZF-R1M
カーボンの質感や大型ウイングレットに注目
3月31日に発売されるYZFシリーズのフラッグシップモデル新型「YZF-R1M」。価格は税込328万9000円です。最新メカニズムを搭載しつつ、外観も高級感満点。
この上級グレード「R1M」はカウルやフェンダーがカーボン製。さらに2025年モデルで備わった大型ウイングレットも強烈なインパクト! 東京モーターサイクルショーでは、この英知の結晶ともいえる最新スーパースポーツに跨れます。
ホンダ「CUV e:」

Honda CUV e:
原付二種クラスの電動コミューターが満を持してデビュー
大阪モーターサイクルショーで日本初公開された直後、国内仕様車が正式発表された「CUV e:(シーユーヴィー イー)」。ホンダで初の一般向け原付二種クラス電動スクーターとして、6月20日に発売されます。
そのスタイルは、さながらコンセプトモデルのようで、新時代のコミューターであることがひと目で分かります。メーターは7インチの大型TFTディスプレイ。スマートフォンと接続することで、ナビゲーション機能も使用できます。

▲CUV e:のメーター。
これまでホンダの一般向け電動スクーターは原付一種相当の「EM1 e:」のみでしたが、「CUV e:」は2人乗りもできて、30km/h制限に縛られることもありません。電動スクーターが国内で一般的になるかは、このモデルに大きくかかっていそうです!
カワサキ「Ninja 1100SX SE」

Kawasaki Ninja 1100SX SE
快適かつスピーディな旅を楽しめる、新ニンジャ
これまでのNinja 1000SXがモデルチェンジ! 排気量を1098ccまで拡大して「Ninja 1100SX」となりました。さらに足まわりを強化した上級グレードのSE仕様車がシリーズで初登場。
モーターサイクルショーのカワサキブースでは、その「Ninja 1100SX SE」が主役の一台として、舞台上に展示されています。オプションのパニアケースを装備し、存在感満点。短い休暇でも遠方まで突っ走るロングツーリングを楽しみたいという人にぴったりなモデルです。3月29日に全国のカワサキプラザで販売開始!