東京モーターサイクルショーの会場で「あれ、なんでモトラがあるの……? えっ、デカいし、細い? えっ、あれ、なに?」と話題になっていたマシンを紹介していこう。
文・写真:山ノ井敦司

モトラじゃないよ、シン・モトラだよ!!

画像: モトラじゃないよ、シン・モトラだよ!!

特徴のある足まわり、横型のエンジンから現行モデルのクロスカブ110がベースだと分かったが、その見た目はまるでモトラ。しかし、あの太くてゴツいモトラではなく、細くてスリムな見た目となっており、その名も「シン・モトラ」と名付けられ登場。

製作したのはカワサキZ系パーツで有名なPMCで、2024年立ち上げたパーツブランド「FULNESS(フルネス)」のデモ車両となっている。「古き良き時代と現代の融合」をコンセプトに製作された車体は、3Dプリンターを駆使して造られたパーツを装備。昭和の名車・モトラを彷彿させるスタイルを実現した。

発売されるかは不明だが、このアイデアを実現してしまうのが素晴らしい!! 中でもフロントのキャリアとフレームを繋ぐ部分の黒いカバーまで再現するこだわりなど、そういうところがたまらない!!

昭和の名車 ホンダ「MOTORA(モトラ)」はどんなバイクだった?

画像: 昭和の名車 ホンダ「MOTORA(モトラ)」はどんなバイクだった?

1982年にレジャーバイクとして登場したホンダ「モトラ」。斬新なデザインの車体は無骨なパイプフレームの見た目に、道具や荷物を積載できるようにフレームマウントの大型キャリアを前後に装備。荷物を載せて坂道を登る時用にエンジンにはサブミッションを搭載しており、使用することでパワフルな登坂性性 (登坂力約23度)を発揮。その他にも積載する荷物の重さに合わせて調整できるレベライザー付リアサスペンションも装備していた。

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