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カワサキ『W800』ってどんなバイク?

Kawasaki W800 2011年モデル
カワサキ「W」シリーズの歴史を辿ると、1966年発売の名車『W1』に行き着きます。
少々長くなるのでその歴史は割愛しますが、今回ピックアップする『W800』は2011年に発売されました。
前傾モデルである『W650』のエンジンを773ccに拡大し、フューエルインジェクションを採用。
SOHC4バルブを採用したバーチカルのパラツインエンジンを筆頭に、丸目一灯の前照灯、ティアドロップタンク、ワイヤースポークホイールにツインショックと、良い意味でバイクらしいオーソドックスなスタイリングを大切にしたモデルで、「W」シリーズを知るベテランライダーから、クラシカルなテイストに憧れる若手ライダーまで幅広い人気を得てきました。

Kawasaki W800 2011年モデル
低回転から粘り強いエンジンは市街地からツーリングまで扱い易く、キャブトンタイプのマフラーはサウンドを表現。
身軽なハンドリングとあわせて「ただ乗っているだけ」で楽しく、クロームメッキをふんだんに施したディテールは眺めているだけでも満足度の高い1台に仕上げられています。
2016年にファイナルエディションが発売され一時は生産終了の絶版車となりましたが、2019年に早くも復活。
その際には『W800』、『W800ストリート』、『W800カフェ』の3バリエーションで展開され、現在ではスタンダードの『W800』のみラインナップされています。
【2016年モデルのインプレはこちら!】
カワサキ『W800(2011)』主要諸元
全長×全幅×全高 | 2180×790×1075mm |
ホイールベース | 1465mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 216kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 773cc |
ボア×ストローク | 77.0×83.0mm |
圧縮比 | 8.4 |
最高出力 | 35kW(48PS)/6500rpm |
最大トルク | 62N・m(6.3kgf・m)/2500rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 27° |
トレール量 | 108mm |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-19・130/80-18 |
ブレーキ形式(前・後) | 油圧式シングルディスク・機械式ドラム |