文・写真:西野鉄兵/モデル:カナイメグ
シディ|ARX エアー

SIDI
ARX AIR
カラー:ブラック×ブロンズ、ブラック×ホワイト、キャステイン×ブロンズ、レモン×ブロンズ
税込価格:2万7500円
シディのカジュアルシューズはバリエーションが豊富
イタリアで1960年に靴職人が集まり設立したSIDI(シディ)。設立当初は登山靴や運動靴などを製造していたが、1970年代からバイク用ブーツや自転車用シューズの製造を開始した。現在もオンオフ問わずレースの世界でその信頼性の高さを証明し続けている。
かつて日本ではとくにオフロードブーツの名門と知られていたが、現在はカジュアルなシューズやブーツも多彩に展開している。


この「ARX AIR」は、スケーター系のデザインを採用した軽量で通気性の高いライディングシューズ。足首にはD3Oプロテクターをインサート。ミッドソールには側面からの衝撃に強い新開発のFORTEXライナーを搭載している。
かかとにはリフレクターをさりげなくデザインし、ソールはビブラム社と共同開発した耐久性の高いものを採用。バイクで使いやすいよう安全性と滑りにくさを高めている。また同様のスタイルで防水性能を重視した「ARX WP」(税込2万9700円)もラインナップ。それぞれカラーバリエーションも豊富に用意されている。
▶▶▶SIDI「ARX AIR」(YAMASHIRO ONLINE STORE)

▲こちらは防水仕様の「ARX WP」。防水性が高いシューズは風も通しにくいため、冬場に履くのもいい。

▲トレッキングシューズのようなデザインのこちらは「ニュークリアス」(税込2万8600円)。キャンプツーリングにもよさそうだ。

▲ブーツのようなデザインの「アーベックスWP」は税込3万6850円。防水仕様ながら見た目から受ける印象よりも軽い仕上がり。シディはユーザーの好みに合わせて、さまざまなシューズを用意している。

▲ブーツのようなデザインの「アーベックスWP」は税込3万6850円。防水仕様ながら見た目から受ける印象よりも軽い仕上がり。シディはユーザーの好みに合わせて、さまざまなシューズを用意している。
スコイコ|MT082

SCOYCO
MT082
東京モーターサイクルショー2025・参考出品
足つき性をグッとアップさせるシューズが今後登場予定
スニーカータイプのライディングシューズをさまざま展開しているスコイコ。型も多さも特徴だが、それぞれの型で多彩なカラーバリエーションが用意されているため、愛車やウエアに合わせたモデルを選ぶことができる。

東京モーターサイクルショー2025でも定番モデルを中心にずらりとラインナップを展示していた。参考出品として公開されたのは新作の「MT082」。これまでのモデルよりも足つき性を高めるハイソール仕様となっている。

▲MT082
2023年からは、東京浅草の木型職人が日本人の足に合った木型を新たに製作し、つくりから見直した「ジャパンフィット」モデルを展開しているスコイコ。ハイソールモデルの発売を期待しているライダーも多いことだろう。

▲参考出品はほかにもあった。どのモデルも完成品といわれても納得の仕上がり。2025年はニューモデルが続々と登場する予感。
▶▶▶スコイコジャパン公式サイト
▶▶▶スコイコ製品をAmazonでチェック!
カドヤ|ボイジャー

KADOYA
VOIGER
カラー:ブラック
税込価格:3万1680円
レザーアイテムの老舗・カドヤは2025年に創業90周年を迎えた。長い歴史をなかで東京モーターサイクルショーへの出展は今回が初。同社の世界観を表現したブースでは、革ジャンをはじめとする上質な製品がゆとりをもって展示されていた。

カドヤの靴というと硬派なレザーブーツを思い浮かべる人も多いだろう。この新作「ボイジャー」は、ナイロン・牛革・人工皮革を組み合わせて構成した防水仕様のハイカットスニーカーだ。


ダイヤル式のクロージャーシステムを採用し、脱ぎ履きが楽なうえ、フィット感の微調整も行なえる。透湿防水フィルムライナーをインサートしているので、雨のツーリングでも安心。ソールはビブラム製、粒高の仕様でグリップ力も高い。

▲カドヤのブースで案内係を担当していた葉月美優さん。ほかのブーツ製品と毛色が異なるこのシューズは東京モーターサイクルショーの期間中も注目を集めていたそうだ。