文・写真:西野鉄兵
ライダーに人気の宮ヶ瀬湖で地域と協力しイベントを実施

初夏を思わせる爽やかな快晴のもと第1回「Enjoy BikeLife ! in 宮ヶ瀬」は、2025年4月19日に神奈川県清川村の水の郷第3駐車場で開催された。
会場は神奈川県有数のツーリングスポット宮ヶ瀬湖畔。イベントの開始時刻は10時だが、9時過ぎには50台以上のバイクとライダーが早くも来場していた。



このイベントは、200名限定の事前申込制。主催者・バイク王のスタッフの方々は「初めてのイベントのため、どのくらいの方が申し込んでくれるのか分からない」と募集前には話していたが、募集開始後1週間で、700名を超える応募があったそうだ。そのため、抽選を行ない当選者だけが参加できる格好となった。




▲1番に会場に入られたのはゴールドウイングに乗ったこの方。朝7時に到着していたそう!
来場したバイクのナンバープレートを見ていくと、神奈川県・東京都を中心に埼玉県・千葉県・静岡県からやってきたライダーが多いようだ。車種はバラバラ。来場したバイクやこだわりのカスタムを見ているだけでも楽しめる。

10時になり、150名ほどが来場し、イベントが開始された。ゲストとしてバイク王公式アンバサダーのバイク女子タレント・朝山すずさん、元自衛官タレント・かざりさん、クリエイターのずまさんが登場。みなさんはぞれぞれバイク王のCMにも登場している。
ゲストのバイクトークや、ずまさんの即興ライブパフォーマンスが行なわれた。

▲左から朝山すずさん、ずまさん、かざりさん。
ステージイベントが終了した後、来場者のみなさんは、会場に隣接した水の郷商店街へ。この「Enjoy BikeLife ! in 宮ヶ瀬」は、地域振興も目的としており、参加者全員に同商店街で使用できる1000円分のお食事券が配布された。
商店街には、宮ヶ瀬名物を提供する飲食店がいくつも並ぶ。みなさん好みのメニューを探し、散策を楽しんでいた。







また同時に、KTMとインディアンの試乗会も開催。新型車で宮ヶ瀬湖畔を走れる貴重な機会となった。



13時30分には、バイクイベント恒例のじゃんけん大会が行なわれた。ゲストのオリジナルTシャツやKTMグッズ・インディアングッズ、さらにデイトナ製のドライブレコーダーなど豪華な景品が用意された。

その後14時に閉会。まだ日は高く、ここから宮ヶ瀬湖畔を走る人や、足を延ばして、道志みちへ向かうというライダーもいた。
このイベントは、出入り自由というのも魅力的だった。ステージイベントが終了後、昼食をすませて周辺を走りにいくライダーも目立った。宮ヶ瀬地域を走って・食べて満喫する一日になったことだろう。

次回の日程は未定ながら、バイク王はこのイベントについて“小規模・多頻度”をキーワードに、今後も開催していきたいと話す。来場者の方々に話を聞いていくと、普段から宮ヶ瀬を走っているというライダーも多かったが、「初めて訪れた」「久しぶりにバイクに乗る機会になった」という人も大勢いた。天候にも恵まれ、大成功となった第1回「Enjoy BikeLife ! in 宮ヶ瀬」。今後の発展にも期待したい。