メディア向けの輸入車試乗会「JAIA(ジャイア)」が2025年4月9日に、神奈川県の大磯ロングビーチで開催されました。私たちwebオートバイ編集部は葉月美優さんをライダーに迎え、彼女が気になっていたという計10機種を撮影&試乗! この記事では、アプリリア「RS457」のファーストインプレッションをお届けします。
テスター:葉月美優/写真:西野鉄兵、大冨 涼/まとめ:大冨 涼

葉月美優(はづき みう)

レースクイーンやアイドル、モデルとして活躍するかたわら、自身のYouTubeチャンネルではバイクライフの模様を日々更新中。webオートバイでは週2回、コラムを更新しています。愛車はスズキ・GSR250、ホンダ・CBR250RR、アプリリア・トゥオーノ660の3台。

アプリリア「RS457」初見の感想&試乗レビュー

画像: aprilia RS457 総排気量:457cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:800mm 車両重量:175kg(燃料90%搭載時) 税込価格:85万8000円 ※撮影車両はローダウン仕様車のため、シート高は780mm。

aprilia
RS457

総排気量:457cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:800mm
車両重量:175kg(燃料90%搭載時)

税込価格:85万8000円

※撮影車両はローダウン仕様車のため、シート高は780mm。

──デザインやカラーなど、見た目で好きなポイントを教えてください。

フルカウルバイクですし、アプリリアですし、で、デザインは全部私の好みなんですけど……あえていうなら、カラーリングでしょうか。

これはアプリリアの車両に共通して言えることなんですけれど、カウルにあしらわれている大きな「a」やアプリリアの文字が、私には刺さるデザインで(笑)。カラー自体はシンプルなのに、グラフィックの組み合わせ方によってすごく派手なスタイリングに仕上げてくれているのが良いんです。

画像1: アプリリア「RS457」初見の感想&試乗レビュー

細かいところになりますけど、エッジの効いたミラーの形がかなり好みです。程よくシャープなフロントマスクとよくマッチしていて、とにかくかっこよくて。このレーシーな感じが好きなんですよね。

今回試乗させていただいたRS457には、アクセサリーパーツのシングルシートカウルがついていました。アプリリアのオーナーさんの間では、結構多いカスタムで、よりレーサーっぽい雰囲気になるのでこれもまた素敵ですね。

──足つきやライディングポジションはいかがですか?

普段乗っているトゥオーノ660は、車体がRS457よりちょっと大きく、820mmのシート高となっているのでつま先がツンツンなんです。そちらと比べると、RS457はスタンダード仕様でも、シート高は800mm、今回試乗させていただいたローダウン仕様では、それよりもさらに20mm低い、780mmとなっており、かなり足つきが良くなっていました!

スタンダードバージョンからシートの絞りがしっかりと効いているので、脚をまっすぐ下ろしやすく、また、車体がとても軽いので、跨った状態のまま、つま先で地面を蹴って移動ができます。457ccなので大型バイクですけど、ここまで軽いのには驚きでした。

画像: てこてこ移動できるので、方向転換も楽々できます!

てこてこ移動できるので、方向転換も楽々できます!

画像: ハンドルはセパレートタイプですが、そこまで垂れ角がきつくないので、ツーリングも気軽に行けると思います。

ハンドルはセパレートタイプですが、そこまで垂れ角がきつくないので、ツーリングも気軽に行けると思います。

──試乗してみていかがでしたか?

いやもう、とってもスポーティで、ちゃんとサーキットも走ってみたいと思えるバイクです。普段660ccに乗っていることもあり、この排気量ならではの「軽快さ」に感動しました。

排気量660ccとか1000ccのモデルと比べると、やはりエンジンの鼓動感は少なめではありますが、それでも十分、アクセルを開けるとしっかりと加速ができるんですよね。これは車体の軽さも相まってのことだと思います。

画像: メインはスポーツモードで試乗しました!

メインはスポーツモードで試乗しました!

あと、走行モードが用意されているのも、嬉しいポイントではないでしょうか。「スポーツ」「エコ」「レイン」の3つのモードがあって、今回は「レイン」モードも試してみました。

するとやはり、「スポーツ」に比べて出力が少し抑えめになることが体感できました。こういった装備があれば、乗り始めの方も安心してライディングを楽しめるのではないでしょうか。

──デザイン・乗り味などすべて含めた上で気に入ったポイントを教えてください。

一般的にいうミドルクラスの中でも、ぎりぎり普通二輪免許では乗れない、低めの排気量モデルだからこそ、安心してアクセルを開けてキビキビと走れるのが、RS457のお気に入りポイントです。

車体が軽いので取り回しもラクですし、ライディングポジションもそこまでキツくないのも魅力的なポイントですから、普段のツーリングなんかも楽しみたいけれど、フルカウルスポーツでサーキットにも行ってみたい、という方にはおすすめしたくなる一台です!

画像2: アプリリア「RS457」初見の感想&試乗レビュー

アプリリア「RS457」の主なスペック・製造国・価格

全長×全幅1982.5×760mm
シート高800mm
車両重量175kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量457cc
ボア×ストローク69×61.1mm
最高出力47.6HP (35kW)/9400rpm
最大トルク43.5N・m/6700rpm
燃料タンク容量13L
変速機形式6速リターン
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/70ZR17・150/60ZR17
製造国インド
メーカー希望小売価格85万8000円(消費税10%込)

テスター:葉月美優/写真:西野鉄兵、大冨 涼/まとめ:大冨 涼

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