3度目の正直…石の上にも3年…
国産EVレーサー「 MUGEN 神電参」
マン島TT ZEROでワン・ツーフィニッシュ‼

画像: 6月4日に行われた、Zero Emission クラスで優勝した、ジョン・マクギネス選手。 マシンは国産EV(電動)レーサーの「MUGEN 神電参」。

6月4日に行われた、Zero Emission クラスで優勝した、ジョン・マクギネス選手。
マシンは国産EV(電動)レーサーの「MUGEN 神電参」。

この5月24日〜6月6日に、英国のマン島で開催されていたマン島TTレースに参戦していた、チームMUGEN(無限)の「神電参」が、ジョン・マクギネス &ブルース・アンスティ両選手により、1位・2位を独占する快挙を達成した。
マシン名にもあるように、「3代目」へとバージョンUPされたマシンで挑戦‼
悲願の優勝を達成したのだ‼
■photo : www.iomtt.com

画像: レース後に表彰台に立つ、チームMUGENのJ・マクギネス選手(中央)、B・アンスティ 選手(左)。写真右は第3位のオハイオ州立大 ロブ・バーバー選手。決勝には9台のマシンン がエントリーしていた。

レース後に表彰台に立つ、チームMUGENのJ・マクギネス選手(中央)、B・アンスティ
選手(左)。写真右は第3位のオハイオ州立大 ロブ・バーバー選手。決勝には9台のマシンン
がエントリーしていた。

1907年に始まり、歴史と伝統を持つマン島TTレース。公道を使ったレースとしても有名だ。マン島は日本の淡路島よりも少し小さい面積で、英国のグレートブリテン島とアイルランド島の間に位置する。コース長は約60kmでクラスにより周回数を変えてラップタイムと最高速度が競われる。チームMUGEN(無限)が参戦したのは、そのうちのZero Emissionクラス。
いわゆる電動バイクのクラスだ。MUGENは3年前よりこのカテゴリーに参戦し、「電動レーサー」という未知の領域への挑戦を続けて来た。これまでの2回のレースで蓄えられたノウハウとデータにより、毎年、マシンをブラシュアップ。バージョン3とも言える「神電参」により、悲願の優勝を達成した。

画像: 6月2日の予選で周回タイム20分を大きく切るラップタイムを叩きだし、「驚異的‼」 と報じられた、J・マクギネス選手の走り。(於:Kirk Michael)

6月2日の予選で周回タイム20分を大きく切るラップタイムを叩きだし、「驚異的‼」
と報じられた、J・マクギネス選手の走り。(於:Kirk Michael)

「電気の神」がワンツーフィニッシュを飾った、TT Zeroカテゴリーは、電池容量などの物理的要件により、コースを1周して競われる。予選が3回、本戦が1回…計4回しかコースを走ることが出来ない厳しい闘いだ。
それに、今年は天候が不順。どうにか、本戦はドライコンディションとなったようだが…。
TT Zeroのコースレコードは、昨年の覇者 MotoCzyszのM・ラター選手が記録したラップ=20分38秒461、平均速度=109.675mph(約176.5㎞/h)。
しかし、今回「神電参」で本戦に臨んだJ・マクギネス選手は、19分17秒300で周回し、平均速度は117.366mph(約188.9㎞/h)と、大幅に記録を更新‼
チームメイトで2位のB・アンスティ選手も115.048mph(約185.15㎞/h)と会心の走りを見せた。

画像: 5月31日の第2回予選で非公式記録ながら、周回20分08秒914、112.355mph(約180.8㎞/h)と、コースレコードを上回る走りを見せた、B・アンスティ選手。

5月31日の第2回予選で非公式記録ながら、周回20分08秒914、112.355mph(約180.8㎞/h)と、コースレコードを上回る走りを見せた、B・アンスティ選手。

と、まずは速報でお伝えしたが、
詳しくは、下記MUGENのWEBサイトを参照‼
http://www.mugen-power.com/motorsports/shinden2014/index.html

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