「カワサキの哲学」が息づく博物館、2017年モデルの展示も!
神戸のカワサキワールド内にある「カワサキワールドシアター」と「モーターサイクルギャラリー」を10月14日にリニューアルオープン。注目モデルの展示や、体験コーナーの充実など、その魅力を一層高めた内容となっている。
「モーターサイクルギャラリー」では、過去の名車を展示する「ヘリテージコーナー」や、レーシングマシンの展示など充実の内容となっているが、秋の企画展として、つい先日ドイツで開催されたインターモトに出展されていた2017年モデルを早くも展示。国内初披露となるモデルたちの、実車を確認することができるのだ。
そしてもうひとつ、体験コーナーの目玉とも言えるのがライディングシミュレーター「RidEX(ライデックス)」。これは球体画面に映し出されるサーキット風景を見ながら、Ninja ZX-10Rでコースを模擬走行するものだが、この迫力が凄まじい。バイクにまたがって映像を見ているだけで、アクセルやブレーキなどの操作が画面内の走行に反映されるわけではないのだが、まるで画面に吸い込まれるような錯覚に陥るほど。
なお、入館料金は大人600円、小人(小中学生)250円となっている。

世界最高峰のパフォーマンスを追求してきた、カワサキを象徴する2台が、エンジンのカットモデルと共に、象徴的に展示されている。



リニューアルオープンを記念して、「2017 MODEL FAIR」も開催中。インターモトで発表されたばかりのモデルが展示されているのだ。写真は2017年型の「Z1000 ABS(左)」と「Ninja 650 ABS(右)」。

「Ninja 650 ABS」。最新モデルを間近で見るチャンスだ。

こちらも大注目の「Ninja 1000 ABS」。

カワサキのモータースポーツシーンを代表するモデルも展示中。



過去の名車が展示されている「ヘリテージコーナー」。モデルは定期的に入れ替えが行なわれる予定で、リピートでも楽しめる。

約14メートルのワイドスクリーンでは、川崎重工の陸・海・空にわたる製品を、迫力の映像で紹介。

ライディングシミュレーター「RidEX(ライデックス)」。身長140cm以上なら、子供でも体験可能だ。

カワサキワールドには、バイクの展示コーナー以外にも「陸のゾーン」「海のゾーン」「空のゾーン」「パフォーマンスロボット」などなど、魅力的なコーナーが多数用意されているぞ。
写真/鶴身 健