つい最近、惜しまれつつ生産を終えたばかりのモンキーだが、なんと、早くもその後継モデルがスタンバイしていた! 125㏄にスケールアップしたモンキー125は、これまでとは打って変わって、
存在感バツグンのド迫力ボディがポイント。コンセプトながらすでに完成度も高く、市販の可能性大! まずは気になる詳細をじっくり見てみよう!

新エンジンを得て、全身リニューアル‼

スケール比率がそのままなので、対象物がないと大きさが分からず、8インチモンキーの新型と思ってしまうかもしれない。ただし実物を見ると、見慣れたモンキーより数倍デカイ! ベースはグロム。キャストホイールは専用開発されているが、前後12インチに倒立フォークを組み合わせた足まわりを踏襲している。

その12インチホイールを基準に、モンキーのスタイルを忠実に再現しているから驚く。太いタイヤ、アップライトなハンドル、Z50Z系の台形型タンク、大柄で背の高いシート、フェンダーとタイヤの隙間、右出しのアップマフラー、どこから見てもモンキーそのものだ。前後がギュッと詰まったサイズ感は、スイングアームを短くして再現している。

デジタルメーターのデモシーンでは目のように2つ並んだ0がウインクし、相変わらず遊び心を満載にしている。コンセプトモデルではあるものの、モーターショーで披露した車両はすぐにでも量産可能と言えそうな完成度の高さ。アセアンをメインターゲットに考えたグローバルモデルという情報もあり、日本での発売を期待せずにはいられない!

画像: 新エンジンを得て、全身リニューアル‼
画像: スチール製モノバックボーンフレームに4速マニュアルトランスミッションを組み合わせた空冷SOHC単気筒を搭載ということからもわかるとおりベースはグロム。モンキーならではのショート&トールスタイルをそのまま再現した。

スチール製モノバックボーンフレームに4速マニュアルトランスミッションを組み合わせた空冷SOHC単気筒を搭載ということからもわかるとおりベースはグロム。モンキーならではのショート&トールスタイルをそのまま再現した。

画像: 125クラスにしてはコンパクトだが、モンキーのシルエットそのものなので思わず「デカッ!」と思ってしまう。スイングアームは細く、グロムではモノショック式のサスペンションもツインショックとするこだわりよう。

125クラスにしてはコンパクトだが、モンキーのシルエットそのものなので思わず「デカッ!」と思ってしまう。スイングアームは細く、グロムではモノショック式のサスペンションもツインショックとするこだわりよう。

画像: さすがに折りたたみ式ではないが、ナローなまま高くせり上がるハンドルバーや丸型ミラーのシルエットはオリジナルのまま。

さすがに折りたたみ式ではないが、ナローなまま高くせり上がるハンドルバーや丸型ミラーのシルエットはオリジナルのまま。

画像: メッキフェンダーには樹脂製のフェンダーが追加され、リフレクターとナンバープレートをマウント。シートのボリューム感が目を惹く。

メッキフェンダーには樹脂製のフェンダーが追加され、リフレクターとナンバープレートをマウント。シートのボリューム感が目を惹く。

画像: タイヤはF=120/80-12、R=130/80-12と前後で太さが異なっている。全長1713㎜の車体サイズは、グロムより42㎜短く、モンキーより348㎜長い。

タイヤはF=120/80-12、R=130/80-12と前後で太さが異なっている。全長1713㎜の車体サイズは、グロムより42㎜短く、モンキーより348㎜長い。

DETAIL

画像: ヘッドライトはリング状のポジションランプを持つLED式へと進化したが、愛くるしいフロントマスクは変わらない。ウインカーもLEDで、周囲が白濁したクリアレンズがセットされる。

ヘッドライトはリング状のポジションランプを持つLED式へと進化したが、愛くるしいフロントマスクは変わらない。ウインカーもLEDで、周囲が白濁したクリアレンズがセットされる。

画像: リムをクロームメッキとしたメーター画面はネガティブ液晶。センターに大きく速度をデジタル表示し、上部にバーグラフ式フューエルゲージ、下部にオド、トリップを表示する。

リムをクロームメッキとしたメーター画面はネガティブ液晶。センターに大きく速度をデジタル表示し、上部にバーグラフ式フューエルゲージ、下部にオド、トリップを表示する。

画像: グロム譲りのSOHC単気筒はボア52.4×ストローク57.9㎜で、排気量は124㏄。クランクケースにはステップにのせた足が当たらぬようメッキのリングガードをセットした。

グロム譲りのSOHC単気筒はボア52.4×ストローク57.9㎜で、排気量は124㏄。クランクケースにはステップにのせた足が当たらぬようメッキのリングガードをセットした。

画像: エキパイは車体底部を一周してから、再びクランクケース右を通りリアへ伸びている。管長を稼ぐためだが、スリットの入ったヒートガードや着座したお尻のすぐ下で終わるスタイルはモンキーならでは。

エキパイは車体底部を一周してから、再びクランクケース右を通りリアへ伸びている。管長を稼ぐためだが、スリットの入ったヒートガードや着座したお尻のすぐ下で終わるスタイルはモンキーならでは。

画像: ゴールドに輝くアウターチューブが存在感をアピールするフロントフォークは、グロム同様のφ31㎜倒立式。ABSはフロントのみに装備し、タイヤはタイのVee Rubber社製V133を履く。

ゴールドに輝くアウターチューブが存在感をアピールするフロントフォークは、グロム同様のφ31㎜倒立式。ABSはフロントのみに装備し、タイヤはタイのVee Rubber社製V133を履く。

画像: スプリングを車体色と同じイエローにしたリアサスペンション。細いスイングアームや大きいチェーンガードもオリジナルを踏襲したもの。ヘルメットホルダーも備わっている。

スプリングを車体色と同じイエローにしたリアサスペンション。細いスイングアームや大きいチェーンガードもオリジナルを踏襲したもの。ヘルメットホルダーも備わっている。

画像: スケール比率から忠実に再現した大きなタックロールシート。サイズこそ違えど、厚みや形状はモンキーそのもの。足着き性を気にせず、このまま発売して欲しい。

スケール比率から忠実に再現した大きなタックロールシート。サイズこそ違えど、厚みや形状はモンキーそのもの。足着き性を気にせず、このまま発売して欲しい。

画像: クロームメッキが美しいリアフェンダーに、LEDテールランプとリアウインカーを3連装備。シートエンドにはホンダロゴがあしらわれ、丸3灯のリアビューは愛くるしい。

クロームメッキが美しいリアフェンダーに、LEDテールランプとリアウインカーを3連装備。シートエンドにはホンダロゴがあしらわれ、丸3灯のリアビューは愛くるしい。

東京モーターショー出展モデルの詳細情報は、現在発売中のオートバイ12月号で!

オートバイ  2017年12月号 [雑誌]

モーターマガジン社 (2017-11-01)

梅本まどかが360度動画で自撮りにチャレンジ!(カメラ:KODAK 4KVR360)

画像: 【オートバイ】梅本まどかの自撮りで360度!(東京モーターショー2017 ホンダブース編) youtu.be

【オートバイ】梅本まどかの自撮りで360度!(東京モーターショー2017 ホンダブース編)

youtu.be

東京モーターショーは11月5日(日)まで!

  

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