SBKの“絶対王者”ZX-10Rに
電子制御サスペンション搭載モデル登場!

画像: SBKの“絶対王者”ZX-10Rに 電子制御サスペンション搭載モデル登場!

ミラノショーで発表されたばかりのニューモデル速報、カワサキの第3弾は
ワールドSBKで圧倒的な強さを誇るスーパースポーツ、ニンジャZX-10Rシリーズの
新グレード「SE」です。他メーカーのライバルモデルがこぞって
電子制御サスペンション搭載モデルを上級グレードにラインアップする中、
カワサキはホモロゲーションモデルのZX-10RRを昨年リリースしましたが
電子制御サスペンションは未搭載のままでしたが、ついに今回搭載したグレードを
ラインアップに加えたわけです。ちなみに、カワサキ車としては、
このZX-10R SEが初の電子制御サスペンション搭載モデルとなります。

最先端テクノロジーの電子制御サスペンション
その名も「KECS(Kawasaki Electronic Control Suspension)」

画像1: 最先端テクノロジーの電子制御サスペンション その名も「KECS(Kawasaki Electronic Control Suspension)」

今回カワサキが採用した電子制御サスペンションの名前はKECS。
Kawasaki Electronic Control Suspension の略で、製造はショーワが担当。
ZX-10Rでは、カワサキとショーワの緊密な連携によって生まれたサスペンション
BFF(バランスフリーフォーク)とBFRC(バランスフリーリアクッション)ライトが
採用されていますが、今回のこのKECSは、そんなBFFとBFRCをベースに
電子制御化を進めたもの。ショーワでは「EERA(イーラ)」と呼んでいるものの
量産モデルになります。

画像2: 最先端テクノロジーの電子制御サスペンション その名も「KECS(Kawasaki Electronic Control Suspension)」

専用の電子制御式油圧バルブを採用し、既存のダンパーの性能を活かしながら
電子制御化。ストロークセンサーを内蔵し、走行状況をリアルタイムで
正確に把握しながら、素早い応答で減衰力を調整するものです。
既存のサスペンションに近い構造のため、車体の小型・軽量化にも貢献しているそうで、
これによりZX-10Rのパフォーマンスをさらに高めています。

画像3: 最先端テクノロジーの電子制御サスペンション その名も「KECS(Kawasaki Electronic Control Suspension)」

このほかにも、レース対応ホモロゲーションモデル、ZX-10RR譲りの
マルケジーニ製アルミ鍛造ホイールや、タンク上の専用エンブレム、
カウルサイドの立体バッジ、専用グラフィックなど、特別な1台に仕上がっています。

ライバルは、ズバリYZF-R1MやCBR1000RR SP。ワールドSBKで無敵を誇る
カワサキが満を持して投入する、最先端テクノロジー満載のスーパースポーツ、
ZX-10R SEのパフォーマンスに期待は高まります。こちらも、ぜひとも
日本でも販売してほしい1台。本誌1月号での続報にもご期待ください!

画像: 18MY Kawasaki Ninja ZX-10R SE Official Studio Video www.youtube.com

18MY Kawasaki Ninja ZX-10R SE Official Studio Video

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