1986年に空冷4ストロークSOHC2気筒で発売された250cc国産アメリカンドストライク世代の方々にも、見て知ってほしいのが新型REBLE250。1週間乗ってみて、感じたことを包み隠さず大展開しましょう! カタログには載っていない魂混入リアルナンディ生ボイスを聞け!!
全国RIDE読者さまコンニチワ。今回から『一騎週観』を引き継ぐことになりましたフリーランスライター兼フリーランスライダーのナンディ小菅と申します。愛車は油冷カタナ750、プロトモスピーダ仕様B-KING、750RS、CB750K、ストリートファイターNSR250R、TZR250SP。その他もモンキー、ゴリラにダックスにズーマー、カブやモトコンポなどなどミニバイクが10数台。身長163cm、体重60kg(ベスト時)。
ウエア協力:アライヘルメット・ラパイド-RI/カドヤ・ROID、BCS-PANTS、NKG-GAUNTLET 2
先月のある日、編集部の山口銀次郎から「俺がRIDEでやってる1週間乗るページ、知ってるよね? あれ、ナンちゃんやるよね? やりたいよねー!」と連絡が来る。「おいチョット待て、それって一週間で3000キロとか走るやつだろ? 俺は毎月のように福岡県とかまで走れないぞ!」という私の声が聞こえていないのか「普通の生活上で使ってくれるだけでいいからさー。こりゃもう、ナンチキにしかできない大役だよねー。じゃ、レブル借りておくから原稿ヨロシク〜」と電話が切れる。普通にバイク乗るって言っても、毎月3000キロ走る山さんのやり方とはまた違う方向で模索しなければなるまいな。というわけでナンディさんは都会で生活するシティボーイにも優しい走行距離でお届けしたいと思います。もちろん、できる限り走行距離は稼ぎたいですけどね。
通勤や仕事に使っている人は除いて、フリーのライター風情が1週間毎日バイクに乗るというシチュエーションは意外にも少ないかも。そりゃまあ人並以上にバイクは好きなのでこの仕事に就いているということもありますが、取材には機材やバイクを運ぶために車で行かなければならないこともあるし、家で籠って原稿書かなきゃいけない日も多い。なので1週間アクティブに動ける状態を自ら作り出して乗ってみることにしました。
ここはコストダウンしてほしくなかった…
チェンジペダルはリンク式になってはいるのですが、調整機能は付けられていません。でもまあ1週間も乗れば体が自然に慣れましたけどね! シートを外せば下にはピシッと工具が収納されています。
1日目
港区新橋のモーターマガジン社から西東京市へ
24.6km走行(下道飛ばし)
HONDA REBLE250/ABS
1980年代に人気だった250クルーザーが、全くのニューモデルとして復活。タフでクールなスタイルと、軽量で取り回しやすい車体、トルクフルで扱いやすい単気筒エンジンによって、幅広い層のライダーにアピールすることを狙っている。
Color Variation:マットアーマードシルバーメタリック、レモンアイスイエロー、グラファイトブラック
●全長×全幅×全高:2190×820×1090㎜
●ホイールベース:1490㎜
●シート高:690㎜
●車両重量:168㎏/170kg(ABS)
●エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
●総排気量:249㏄
●ボア×ストローク:76.0×55.0㎜
●圧縮比:10.7:1
●最高出力:26PS/9500rpm
●最大トルク:2.2㎏-m/7750rpm
●燃料供給方式:フューエルインジェクション
●燃料タンク容量:11L
●キャスター角/トレール量:28°/110㎜
●変速機形式:6速リターン
●ブレーキ形式 前・後:シングル・ディスク
●タイヤサイズ 前・後:130/90-16・150/80-16
価格=53万7840円/58万8600円(ABS)