6世代目のフラッグシップ。6速MTモデルに加え、7速DCT搭載モデルも登場!
1975年、GOLDWING GL1000がアメリカで登場してから40年以上に渡り、ホンダのフラッグシップモデルとして絶対的な存在であるゴールドウイング。今回、17年ぶりにフルモデルチェンジをして4月2日より発売される。今回のモデルチェンジで、サドルバックのみを標準装備したGold Wing(ゴールドウイング)と、リアトランクとサドルバックを標準装備としたGold Wing Tour(ゴールドウイング ツアー)の2タイプをラインアップ。さらに、より知能化を図った三世代目となるHonda独自の7速デュアル クラッチ トランスミッション(DCT)とAIRBAGを搭載したGold Wing Tour
Dual Clutch Transmission〈AIRBAG〉も発売される。販売はホンダの新販売網であるHonda Dreamが行う。
Gold Wing
新型Gold Wingに投入されたテクノロジーを詳しく掲載!
Gold Wing Tour
Gold Wing Tour Dual Clutch Transmission<AIRBAG>
以下、メーカーリリース。
車体
・フレームは、しなやかさと剛性感を兼ね備えた軽量のアルミツインチューブ式を継承。
・高い安定感と運動性能の両立を図るため、リアトランクの仕様の見直しなどにより車体全長を従来モデル比で55mm短縮するとともにマスの集中化を実現。
・Honda独自の新開発二輪車用ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションの採用により、加減速時や路面ギャップによるショックの少ない滑らかな乗り心地を実現するとともに、ハンドル軸回りのスペースを削減することで、フロントカウルのコンパクト化を達成。
・スクリーン角度/高さを無段階で調整できる電動スクリーンの採用により、走行シーンや好みに応じた適切なウインドプロテクションを確保。
・リアトランクとサドルバッグのラゲッジスペースは、3泊4日2人分相当の荷物量を目安に合計110Lの容量を確保。
パワーユニット
・モーターサイクルでは唯一無二の水平対向6気筒エンジンの形式を継承しながら、軽量コンパクト化を図るため全てを新設計。
・低速域からの低振動かつトルク感溢れるダイナミックな加速フィールを達成するとともに、燃焼効率の追求とフリクション低減技術の投入により60km/h定地燃費値で従来モデル比7km/L向上。
・シリンダーのボアピッチ、左右シリンダーオフセット量を見直すことで、エンジン前部から左シリンダーヘッド後端までのエンジン長を従来に比べ29mm短縮。
・バルブ駆動方式にユニカムバルブトレインを採用するなど、従来に比べエンジン単体で約6.2kg※4の軽量化を実現。
・ジェネレーター(発電装置)とスターターモーターの機能を一つに統合したISG(Integrated Starter Generator)を大型二輪車に初採用※5し、軽量コンパクト化とエンジン始動時の静粛性を向上。
・マニュアルトランスミッションを従来の5速から6速へと多段化することで、高速巡航時のエンジン回転数を下げ、静粛性を向上。
・新開発した第三世代DCTは、変速ショック低減や燃費性能、静粛性を向上させるため7速化を図るとともに、微速前後進機能“ウォーキングスピードモード”を追加することで駐車時などの切り返しやUターンでの取り回しやすさを格段に向上。
制御・電装
・ライダーのグリップ操作に対し、スロットルバルブ開度を電子的に制御するスロットルバイワイヤの採用と併せ、「ツアー」「スポーツ」「エコノ」「レイン」の4種の走行シーンにマッチした“シーン別ライディングモード”を採用し、出力特性と運動性能による「走る」「曲がる」「止まる」の最適なバランスを提供。
・ヒルスタートアシストを採用し、坂道発進時の過度な緊張や負担を軽減。
・パッセンジャーや荷物の有無に応じ、最適なリアサスペンション減衰特性をワンタッチで選択できる電動プリロードシステムを採用。
・メーター左下にタイヤ空気圧を数字で表示※6するタイヤ空気圧モニターを採用することで利便性を向上。
・快適なライディングをアシストするナビ機能をはじめ、アプリケーションに特化したサービスを提供するApple CarPlay※7を二輪車として初採用※8。
・エマージェンシーストップシグナルを装備することで急ブレーキをいち早く後続車に伝達。
・ETC車載器を全タイプに標準装備し、ツーリングでの利便性を向上。
スタイリング
・洗練された鋭さと張りのある引き締まったボディー面構成により、大幅に向上した運動性能や、五感で感じられる上質さを表現。
・ボディー上側は、快適性や軽快な操縦性に寄与する優れた空力特性と、質感の高さを高次元でバランスさせた機能的でコンパクトかつシャープな印象の外観を実現。
・ボディー下側は、新機構のダブルウィッシュボーンフロントサスペンションから低重心の水平対向6気筒エンジン、エキゾーストパイプ、マフラーへと続くメカニカルラインによりモーターサイクルらしい機能美を強調。
メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
Gold Wing
2,732,400円(消費税抜き本体価格 2,530,000円)
Gold Wing Tour(キャンディー アーダント レッド、パール グレア ホワイト)
2,959,200円(消費税抜き本体価格 2,740,000円)
Gold Wing Tour(パール ホークスアイ ブルー)
3,013,200円(消費税抜き本体価格 2,790,000円)
Gold Wing Tour Dual Clutch Transmission <AIRBAG>
3,315,600円(消費税抜き本体価格 3,070,000円)
問い合わせは「Hondaお客様相談センター 0120-086819(オーハローバイク)」
新型Gold Wingに搭載された第三世代のDCTの解説、開発者インタビューはこちら↓