どこでも走りを楽しめるファンバイクが帰って来た
2004年に誕生したトリッカーは、スリム・軽量・コンパクトを追求し、トルクフルな250㏄の空冷シングルエンジンをセロー250と基本的に共通のスリムなフレームに搭載。ストロークの長い前後サスに、フロント19インチ・リア16インチのワイヤースポークホイールを組み合わせると共に、ホイールベースも超ショートに設定することで軽快さと高いコントロール性を実現。自由度の高いポジション設定と、X系スポーツの雰囲気と日常的な用途での実用性を融合させたシンプルなスタイリングと合わせて、オフロードバイクでもロードスポーツでもない、軽快に「フリーライド」を楽しめる個性的な1台だ。
デビュー以来そのユニークなコンセプトは受け継がれながら、エンジンのフューエルインジェクション化など進化を続けてきたトリッカーだが、昨年排ガス規制の強化にともないラインアップから姿を消していた。しかし、兄弟モデルのセロー250の復活に続いて、今回トリッカーも帰ってきた。新型は最新仕様のフューエルインジェクションなどで排ガス規制をクリアしつつ、最高出力も2PS向上。基本的なメカやカラーなどは、従来型から引き継がれている。発売は9月20日の予定だ。
SPECIFICATION
全長×全幅×全高 1980×800×1145㎜
ホイールベース 1330㎜
シート高 810㎜
最低地上高 280㎜
車両重量 127㎏
エンジン形式 水冷4ストOHC2バルブ単気筒
総排気量 249㏄
ボア×ストローク 74×58㎜
圧縮比 9.7
最高出力 20PS/7500rpm
最大トルク 2.1㎏-m/6000rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 7L
キャスター角/トレール 25度10分/92㎜
変速機形式 5速リターン
ブレーキ形式 前・後 φ220㎜ディスク・ディスク
タイヤサイズ 前・後 80/100-19・120/90-16
DETAIL
公式サイト