90年も新型出てます! やっぱり2ストが好き!!【花の90年代組】

90年代に入って下火になってきたとは言え、NSR250R(MC21)も1990年に発売されており、実は2ストモデルはまだまだ元気！　90年に発売されたモデルだけでも魅力的ですわ〜！

スチール製のスリムなトラスフレームへ、初代TZR250用をベースに街中での扱いやすさを重視するリファインを加えた水冷並列2気筒エンジンを搭載、RZを想わせるシンプルでスポーティなスタイルでまとめた2スト・ネイキッド。2ストらしい鋭さを気負わずに味わえるモデルとして根強く評価されている。

モトクロッサーＲＭ直系の技術を投入。排気デバイスAETCⅡやφ30mmスリングショットキャブの採用し、車体も倒立フォーク＋フルフローターで武装。

エンデューロレーサーKDX200Rの公道バージョンであるSR。ピーキーな特性ながら高い戦闘力で、当時のオフロードシーンを席巻した。

2代目RGV250Γは車体、特に足まわりが大幅に進化し、レース対応モデルのSPも併せてモデルチェンジした。ノーマルミッションのSPⅡも用意されている。

ガンマ直系のストリートファイターは、この年発表のモデルが最終型。レッド、ブラック、チャコールの3色が用意され、デカールは反射タイプに変更された。

乾式クラッチ、マグホイール、前後サスに減衰力調整機構を加え、当時盛んだったSP250レースでの戦闘力をアップしたSPを2500台限定で販売。

サーキット走行を前提としたSP仕様。大径キャブ、クロスミッション、乾式クラッチ、大型ラジエター、フルアジャスタブルサスを装備している。限定1000台。

後方排気エンジンを搭載したTZRがマイナーチェンジで、フロントフォークに倒立タイプを採用。特徴的なレイアウトのエンジンは、キャブレターをはじめ、2ウェイYPVS採用など吸気系の大幅変更で扱いやすさを向上させている。

新設計エンジンの点火系はPGM-Ⅲを採用。これにより、2ストレーサーレプリカならではの俊敏なレスポンス性と同時に、公道での扱い易さも兼ね備えた。フレームも新しくなりトータルバランスに優れたマシンとなった。