SPECIFICATION
●水冷4ストOHC2バルブ単気筒+交流同期電動機
●124㏄
●12PS/8500rpm(エンジン)1.9PS/3000rpm(モーター)
●1.2㎏-m/5000rpm(エンジン)0.44㎏-m/3000rpm(モーター)
●135㎏
●764㎜
●8L
●100/80-14・120/70-14

画像1: 【HONDA PCX HYBRID】力強い加速でメリットの多いHV【ベストヒット番付2019】

太田安治

自動車メーカーが競い合うようにHV車やEV車を市場投入しているのに対し、オートバイの電動化は遅れている。理由は製造コストと加速力、航続距離という現実的な性能がガソリンエンジンに劣るからだ。これは既存の原付EVスクーターも最新のPCXエレクトリックも同じ。バッテリーの製造コストが下がり、充電インフラが整備されれば普及するだろうが、その時期は予想できない。PCXエレクトリックを法人向けリース、PCXハイブリッドを受注生産の一般市販としたのは現実に即した戦略だ。

PCXハイブリッドの動力性能は自然で力強い。スタンダードPCXとの価格差は約9万円だが、坂道の多い地域やタンデム頻度の高いライダーなら、間違いなく価格差以上のメリットがある。プリウスの成功が示すように、現状はHVが有利。PCXハイブリッドの登場はHV車のバリエーション拡大を含め、今後の展開を期待させてくれる。

公式サイト

みんなで選ぶ【ベストヒット番付2019】は現在発売中のオートバイ2月号に収録!

オートバイ 2019年2月号 [雑誌]

モーターマガジン社 (2018-12-28)

This article is a sponsored article by
''.