毎年この時期、幕張メッセで行われる「東京オートサロン」とは、年に一度のチューニングカーの晴れ舞台。ちょうど3月の「モーターサイクルショー」に似ていて、メーカー発の新車よりショップやカスタムカーにスポットが当たる、毎年30万人を動員する、チョー人気イベントです。
本来、クルマオンリーのこのイベントはオートバイ編集部には関係ないんだけど、ホンダが2019年のモータースポーツ体制を発表するって言うんで、行ってきました。しかし、恥ずかしながらわたくし、オートサロンは初めて--と言うのも、まわりから引かれるくらいクルマに興味も知識もないため(笑)、ナニガナンダカワカンナイ、という体たらく。
それでも、クルマ主体とはいえ、バイクも何台かは出展されてるだろう、よし出展されてるバイク(とバイク関連)、みんな写真撮ってきたろう、と出かけたわけです。
結果は……敗北ですね(笑)。かろうじてホンダがGPマシンRC213Vをはじめ、世界耐久や全日本モトクロス、全日本トライアルのチャンピオンマシンを展示し、CBR250RRやREBEL、CB1100のまたがりOK車、スーパーカブC125やモンキー125の展示を行なっていたものの、他の「オッ」って展示はなし。それでも、アソビ提案みたいなトランスポーターにバイクが使われていたり、ATJが2017年の鈴鹿8耐マシンを展示していたり。
それでも、やっぱりモーターショー的イベントは現場に行くとワクワクしますね。オートサロンも、年に一度のお祭りだからか、14時まではプレスデー&招待客のみが入場可能だっていうのに、朝からものすごい来場「者」と来場「車」。当然、幕張メッセ駐車場は入場渋滞の行列がズラーーーッと並んでて、会場を目前にしばらく「待ち」って状態だったんじゃないかなぁ。
もちろん、きちんと2輪駐車場も用意されていて、今日はガラガラでした^^ たとえて言うなら、駐車台数はクルマ:バイク=98:2くらいかな(笑)。しかも駐輪場は会場に近い場所に確保されているから、やっと離れた駐車場、けれどはじっこで、結構歩く、ってパターンも避けられます^^
バイク駐車料金、1日200円です。オートサロン行くなら、バイクですね♪
サプライズは全日本JSBの「新人」関口太郎!
そうそう 、メインのホンダ2019モータースポーツ体制ですが、すでに明らかになった通り、下記のように発表されました。主要部分だけ、列記しますね。
■MotoGP
レプソルホンダチーム
マルク・マルケス&ホルヘ・ロレンソ
LCRホンダ
カル・クラッチロー&中上貴晶
■Moto3
ペトロナススプリンタレーシング
佐々木歩夢&ジョン・マクフィー
ホンダチームアジア
鳥羽海渡&小椋 藍
SIC58スクアドラコルセ
鈴木竜生&ニッコロ・アントネッリ
■WSBK
モリワキAltheaホンダ
清成龍一&レオン・キャミア
■全日本ロードレース
〇JSBクラス
TeamHRC
高橋 巧
KYBモリワキレーシング
高橋裕紀
テルルMotpUPレーシング
秋吉耕佑&羽田太河
MuSASHi RT ハルクプロホンダ
水野 涼
ホンダドリームRT桜井ホンダ
濱原颯道
TeamATJ
関口太郎
〇J-GP2クラス
MuSASHi RT ハルクプロホンダ
名越哲平
Team高武RSC
作本輝介
SDGミストレーサRTハルクプロ
榎戸育寛
〇ST600クラス
日本郵便ホンダドリーム
小山知良&國峰啄磨&亀井 駿
バトルファクトリー
佐野優人&伊達悠太
SDGMuSASHi RT ハルクプロホンダ
上原大輝
モトバムホンダ
杉山優輝&荒川晃大
テルルMotpUPレーシング
斎藤 魁
さらに、「鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デー」が3月2~3日に開催されることと、「ホンダレーシングサンクスデイ」、「エンジョイホンダ」の開催が発表されました。
エンジョイホンダ開催予定は以下のとおり。
4/6-7:HSR九州 4/20-21:鈴鹿サーキット 5/11-12:アイテム愛媛 5/25-26:石川産業展示館 6/22-23:スポーツランドSUGO 7/13-14:ハイブ長岡 7/20-21:レインボー浜名湖 8/17-18:ツインリンクもてぎ 9/15-16:大阪万博記念公園 9/28-29:岡山国際サーキット
まだシーズンオフだしね、なんて余裕こいてると、すぐにMotoGPテストが始まって、WSBKが開幕して……と、アッという間に球春、いや輪春、シーズンインですよ♪
写真・文/中村浩史