純正なのにビンテージカスタムバイクのような「マットモーターサイクルズ」とは?
2019年1月23日、東京原宿でMUTT MOTORCYCLES(マットモーターサイクルズ)の日本市場への導入発表会が開催されました。
マットモーターサイクルズは、イギリスのバイク製造の街として名高いバーミンガムで2016年に生まれた新進気鋭のメーカーです。
もともとはハイエンドのビンテージカスタムバイクの製造を手掛けてきたカスタムビルダーたちが、「もっと身近に感じられるバイクを造りたい」と、小排気量車の製造を始めたのが、ブランド誕生のきっかけでした。
同ブランドが展開する車両は124㏄と249㏄の空冷SOHC単気筒マシン。
そのスタイリングは、大型車では近年流行しているレトロスクランブラースタイルです。
上の写真の2台は、同ブランドでもっともベーシックなモデルの「MONGREL 125/250」。フレームは共有しながらも、スイングアームの長さを変えて、それぞれ適正化を図っています。
一見、まるでビンテージカスタムバイクのようですが、これがメーカー純正モデル。
多くのライダーが手の届く範囲でスタイリッシュなバイクを、というブランドポリシーのとおり、価格は輸入車にもかかわらず、こなれています。
それでいて、フロントフェンダーは英国の職人が手曲げで仕上げているなど、カスタムビルダーが生んだメーカーならではこだわりが感じられます。
そして、このブランドの魅力は多彩なラインナップです。
原付二種の125だけでも、一挙にこれだけの機種をリリースします。
それぞれエンジン・フレームなどプラットフォームは共有しながら、タイヤ、シート、メーター、カラーなどを変更し、カスタムバイクを求めるライダー層のこだわりに対応しています。
さらに250のモデルもはじめの「MONGREL 250」を合わせ4機種展開。残りの3機種は、下の写真になります。
いかがでしょうか? プラットフォームは同じでもテイストが異なり、好みも人それぞれに分かれそうですね!
SR400やグラストラッカー、250TRなどをカスタムし、こういったテイストにされる人も多いですよね。カスタム費用を考えると、好みに合えばマットモーターサイクルズの純正モデルはお得といえそうです。
車両のスペックや詳細情報につきましては、また次回、ご紹介します!
日本市場で展開するにあたり、本国で代表を務めるウィル・リグ氏が来日し、東京原宿でメディア発表会が行なわれました。