9位 SUZUKI BURGMAN400 ABS
20年に及ぶロングセラー、スカイウェイブ400シリーズが生産終了し、欧州市場で堅実なセールスを続けてきたバーグマンとしてモデルチェンジされて国内導入、早速のランクインだ。灯火類をLEDにし、走行安定性に優れる15インチのフロントホイールや吸排気系を見直したDOHC4バルブエンジンを採用する。
10位 HONDA CB400F/ABS
ライバルとなるグラディウスやドラッグスターらが生産終了となるなかトップ10に生き残ったのは、昨年ランキング外だったCB400F。2013年の登場以来モデルチェンジされていないものの、全域でスムーズで扱いやすいエンジンや高い路面追従性を発揮する前後サスペンションは高く評価され続けている。
クラスが活性化し、新旧入り乱れての大激戦を期待したい
日本特有ともいえる400クラスは、グローバル展開するメリットが少ない排気量帯になってしまっているのが現状。そのためニューモデルが少なく、生産終了が相次ぐ。前年クラス1位だったSRもまた生産終了モデルとなり、その影響でランキングを一気に5位まで下げた。トップ3で人気を維持するのはロングセラーのCB400SFおよびSBの兄弟で、マイナーチェンジでその地位をますます強固なものにしている。その牙城を新型ニンジャらがどう崩すかという図式になりつつあり、つまりベテランCB兄弟に、若手が挑戦し続けているという図式。名選手にいつまでも活躍して欲しいし、大型ルーキーの登場にも期待したい!
モーターマガジン社 (2018-12-22)
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