高名なカスタムビルダーが生んだ、「小排気量車×カスタムバイク」の世界観
2019年4月から日本でも販売されるMUTT MOTORCYCLES(マットモーターサイクルズ)の記事、第二弾です!
第一弾はとても反響がありました。↓こちらになります。
マットモーターサイクルズは、イギリス発の新星メーカーで、レトロスクランブラースタイルの125㏄と250㏄を多数ラインナップ。
カスタムバイクのようなスタイリングを特徴とし、価格も魅力的な設定で展開されます。
同メーカーは、カスタムビルダーとして有名なペニー・トーマス氏のアイデアで生まれました。
ハイエンドのビンテージカスタムバイクを手掛けていた氏により、最初のMUTT、Mongrelが誕生します。
MUTTまたはMongrelというのは「雑種犬」を意味し、数々のパーツを寄せ集めて造られました。その後、125㏄を200台製造、すべて手作りの組み上げだったため高価格となったもののヒットを飛ばします。
その噂は海外へも広まり、海外販売網も構築。2016年春に最初の一台を発表すると、その年末には英国国内でベスト販売ブランドのトップ20に入ります。
その後、2018年には250㏄の製造もはじめ、この2019年に日本でも販売されることとなりました。
排気量的にはエントリーバイクでありながら、英国メーカーならではのデザイン、ハンドメイドの仕上げも施した高い製造品質を武器として、既存のメーカーにはできない「ニッチ」を世界中へと広めていく狙いです。
免許を取ったばかりの若者から、ダウンサイジングを検討しているベテランライダー、さらにはセカンドバイクとしての活用など、需要の幅は広そうですね!
125㏄は合計8モデルをラインナップ
プラットフォームを共有化しながら、カスタムバイクを好むライダーへ向け、シートやカラーなどを変え、それぞれに特徴を生み出しています。
【125㏄モデル 共通スペック】
シート高:780㎜
車両重量:105㎏
エンジン形式:水冷4ストSOHC単気筒
総排気量:124㏄
最高出力:12hp
最大トルク:10N・m
燃料タンク容量:12L
変速機形式:5速リターン
タイヤサイズ(前・後):18インチ・18インチ
ブレーキ形式(前・後):ディスク・ディスク