1週間前になりますが、本誌「オートバイ&RIDE」読者集会@佐野・道の駅みかもへ行ってきました。夜中まで締切作業して数時間寝てから目が覚めて、まだちょっと眠かったんだけど『あ、佐野集会行こう』って急に思いついたもんで(笑)。
出発時に、東京は曇り空で小雨もぽつぽつ来てたんですが、エリア予報を見ると、佐野方面は晴れ。それまでの数日間、気持ちのいい天気が多かったんで、これなら大丈夫だろ、と。なんだろね、なんか走りたくてムズムズしてたんですかね。そういう日って、あるよね^^
編集長やカメラマンはじめ、スタッフの面々が撮影車で出かける(機材とかグッズとか積んでいかなきゃいけないからね)なか、運営スタッフでもない僕はバイクで。そう、ここでもちょいちょい顔出している、最近買ったHonda CB125Rです。
編集部から佐野まで100km弱、じゃぁ2時間くらいかな。高速も乗れないし、とことこ行くか、って出発しました。CB買ってから、初めての遠乗りだなー^^
朝8時ごろ出発。編集部を出て北上、都内を抜けるまでは、通勤ラッシュと反対方向なので、スイスイ。スマホホルダーにナビ代わりのスマホを取り付けて、インカムにbluetoothつないで出発。高速で行くなら、目的地は首都高→東北道で佐野インター降りてすぐなんだけど、下道で行くとなるといくつかルートがあるから、ナビ通りにとことこと走ります。
埼玉に入って、信号で止まる機会も減ってクルージングに入ると、6速に入れて50km/hくらいで走ってると、ホントに平和だなぁ、ってクルージングでした。ちょいと肌寒くて、ヒーテック電熱ウエア着こんできたから、気温10度を下回る寒さも、まるで平気♪
なんか、原付で走り回っていた35年前を思い出したなー。
あの頃、まだ原付はヘルメットかぶらなくてもよかった頃でw、街中は250とか400のレーサーレプリカばっかり! 日曜となると、ツーリングに出かけるライダーがツナギ着て出かける姿も珍しくなくて、そんな中を僕はCB50で、東京・高円寺のアパートから、茨城県・筑波山までよく走りに出かけていました。筑波にもまだバイクが走れる峠も多かった頃で、センパイに連れて行ってもらって、峠の雰囲気が好きになって、よく出かけてたんです。たまーに自分でも峠上ったり下ったり……CB50は下りではなかなか速かったんだからねッ!
あれから30余年、空冷単気筒50ccは水冷単気筒125ccに、ビニール袋を仕込んだGジャンは、電熱ウエアとクシタニの立派なウィンタージャケットになったけど、楽しさはあんまり変わんない。小さいバイクでとことこ長距離走るのもいいなぁ、と思い直したツーリングでした。
何度か走ったことがあるルートだけれど、ビッグバイクでシュン、と通り抜けるより、景色もゆっくり見えるし、あれこんなとこにうどん屋があるんだとか、高速では通り過ぎてたポイントにきれいな景色の川っペリがあったり、でっかい公園があったり。なんだ、もすこし時間があったら寄るのになぁ、って感じのカフェがあったりね。
片道2時間、1回だけ道の駅でトイレ休憩してコーヒー飲んで、お尻が痛いのも回避。ぜんぜん快適なショートツーリングでした。
集会は、まいど出し物やイベントはないんですがw、平日にわざわざ集まって来てくれるみんなが楽しそうでした。こういうイベント、走る目的として開催してると、ちょっと走る気が起きて、効果ありですね。東京からちょうど100kmくらいって距離も、行ってみようか、って気になったしね。
イベントが終わって、全員撮影にちゃっかり顔出してw、現地で「日本一周女子」こと古川美樹ちゃんと再会して、いっしょにラーメン食べに寄って、それから編集部に戻らずにまっすぐ帰宅。走行距離は約190kmでした。
ちなみにCB125R、往復200kmくらいを走って、燃費は41.5km/L! のんびり走ったとはいえ、すげぇ記録w 125DUKEに乗っていた頃も、40km/L超えたことはまれでした。
読者集会に出て、美味しいラーメン食べて、半日走って、使ったガソリンは5Lほど。なかなか経済的な楽しいツーリングは、こうやって終わりました。いーでしょ、125^^ いま、魅力的な125ccスポーツたくさん発売されていますから、ぜひぜひこの楽しさ、体験してみてください。
なぬ? どんな125ccが売ってるか、わかんないって? そういう方は、きょう3月4日発売の「オートバイ 125cc購入ガイド2019」をご覧ください^^ はい、私の125ccツーリングのお話は、この本の発売告知の、壮大なる前振りだったんですねぇ(笑)。
写真・文責/中村浩史