チェーンを囲む箱形にして、一度で全体に吹ければもっと便利かも
編集スタッフやオートバイ女子部の個人車両のドライブチェーンを見ると、オイルと泥汚れが混ざってネトネトになっていたり、油分か無くなって回転時にキシミ音が出る、プレートに錆が浮いている、ということが珍しくない。
チェーンのコンディションによっては走行性能が落ち、破断などのトラブルも発生するから、500㎞に一度くらいは自分でチェーンをチェックして、必要ならメンテナンスしよう。
通常のチェーンメンテナンスは、
①チェーンクリーナーを吹いて浸透するまで15分ほど待つ
②ブラシで擦りながらクリーナーを吹いて汚れを除去
③ウエスで汚れを拭い取ってからクリーナーが揮発するまで30分ほど待つ
④チェーンルブを塗布
⑤ウエスで余分なルブを拭き取る
という流れ。
あとはチェーンの張りを調整して、ホイールに付着したチェーンオイルの汚れを拭き取れば完璧だ。
ポイントはチェーンルブを内側プレートと外側プレートの隙間、内側プレートとローラーの隙間の4カ所に給油することだが、この作業は意外に難しくてチェーンルブを無駄に消費しがち。
そこでチェーンのトップブランド、EKが開発したのが専用のルブリケーター。
チェーンルブの噴射口にセットし、チェーンに被せてから吹けば上記の4箇所に確実に給油できる。
無駄も出ないし、チェーンケースやホイールに飛び散ることもないという、実に手軽で便利に使えるアイテム。
このルブリケーターにチェーンクリーナーとチェーンルブ、掃除用のチェーンブラシ、汚れ防止用のプロテクトシートがセットになっているのが『EKメン』。
ネーミングはともかく? DIYメンテの第一歩として自信を持って勧められる製品だ。
Photo:南 孝幸 Model:梅本まどか
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