初のヤマハ・ナイケン公式イベントに、数多くのオーナーが集結!
ヤマハ独自のLMWテクノロジーを大排気量スポーツに取り入れた、注目のスポーツLMWモデルであるナイケンと、そのツーリングバージョンのナイケンGT。5月19日、ヤマハ発動機販売が主催する「ナイケン オーナーズミーティング」と「ナイケン/ナイケンGTエクスクルーシブ試乗会」が、箱根・アネスト岩田ターンパイク箱根を会場に開催された。
当日の集合場所はターンパイク箱根、スカイラウンジの大観山駐車場。各地からミーティングや試乗会の参加者が集まってくる。箱根の麓は晴れていたが、箱根の山にはしっかりと雲がかかり、次第に雨がポツポツと落ちてきて。
試乗会が始まる頃には、しっかりと雨が降り、ところによっては濃い霧まで出るというあいにくのコンディションに。「LMWの実力を知るには、これこそうってつけ!」なんて声もあったけど、やはり気持ち良い天気の中で走りたいところです…
一方、スカイラウンジの中では、ナイケンの開発プロジェクトリーダーである、ヤマハ発動機の鈴木貴博氏(写真右)と、スタイリングを手がけたGKダイナミクスの木下省吾氏(写真左)の2人のトークショーも開催。門外不出の資料画像まで使って、ナイケンの開発に関する興味深いエピソードが語られ…
集まったナイケンのオーナーたちは、真剣に2人のトークを聞き入っていた。さらに質問タイムでは、ナイケンオーナーならではのマニアックかつ鋭い質問が次々に飛び出し、ナイケンを知り尽くしている鈴木・木村両氏がタジタジになっていた。
そうこうしていると徐々に雨も止んできて、そこかしこで愛車を前にしたオーナー同士や試乗会参加者、さらに開発者も交えた交流がはじまり、早速カスタムなどの情報交換が行われていたようだ。「初めて他のナイケンオーナーに会えて、話せたことだけで嬉しかった」なんて声もあった。
午後になると雨も上がり、試乗コースもドライコンディションに。試乗会の参加者もターンパイク箱根のワインディングで、ナイケンの魅力をフルに満喫していた。
写真・南 孝幸