ロースタイルのおかげで乗り降りがほぼ普段通り行なえる!

シートバッグの利点は内容物が重くてもハンドリングへの悪影響が少なく、サイズの自由度が高いので様々な形状・容量の製品が揃っていること。

プライベートでも多くの製品を使ってきたが、共通の弱点が一つだけある。リアに載せたシートバッグが、オートバイの乗り降り時に邪魔になることだ。

画像: [サイズ] 高さ180㎜×幅270㎜×奥行き350㎜ [容量] 14L [カラー] ブラック 税抜価格:9000円

[サイズ] 高さ180㎜×幅270㎜×奥行き350㎜ [容量] 14L [カラー] ブラック
税抜価格:9000円

僕はニンジャ1000にやや高さのあるシートバッグを載せているが、脚が当たるので普通に跨がることは不可能。

ニンジャに限らず、最近のオートバイはシート後部を高くしたデザインが主流だから、乗り降り時に不自由さを感じているライダーも多いだろう。

そこで試したのがタナックスのユーロシートバッグ。

同社は18種類ものシートバッグを揃えているが、ユーロシートバッグは定番製品として変わらぬ人気を保っているという。

画像1: ロースタイルのおかげで乗り降りがほぼ普段通り行なえる!

前後長を長めに取って横幅を抑えた形状なので、どんなタイプのオートバイにもマッチして確実に取り付けられるが、個人的には180㎜に抑えられた高さにメリットを感じる。

もちろん車種にもよるが、通常の跨がり方ができることが多いからだ。

画像2: ロースタイルのおかげで乗り降りがほぼ普段通り行なえる!

また、14Lという容量で日帰りや一泊程度のツーリングにちょうどいいし、観光や食事でオートバイから離れるときは付属のショルダーベルトを装着すればスマートに持ち歩ける。

取り付け方法は2種類で、シート着脱式の車両なら付属のKシステムベルトをシートに回すだけ。

画像3: ロースタイルのおかげで乗り降りがほぼ普段通り行なえる!

Kシステムベルトを使わない場合は固定ベルトを荷掛フックやタンデムステップに装着すればいい。

独創的な機能はなく、デザインも至ってシンプルだが、それだけに現実のツーリングシーンでは使いやすい。

加えて低価格ということも安定した人気の理由だろう。

Photo:松川 忍、南 孝幸

公式サイト

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