1980年代のCBレーサーをオマージュした特別な空冷CB!
伝統の空冷4気筒エンジンを搭載する、テイスティなヘリテイジスポーツ、CB1100RS。上質なボディの仕上げと手ごたえのあるハンドリング、そして空冷エンジンならではのサウンドで、多くのライダーを魅了する1台です。
そんなCB1100RSのスペシャルモデルが、イギリスのホンダUKから発表されました。その名も「CB1100RS 5FOUR」。車名の「5FOUR」とは、車両制作を担当するイギリスのカスタムビルダー「5FOUR Motorcycles」の名前をとったもの。CB750の50周年を祝うスペシャルモデルです。
ベースとなったのはCB1100RS。これに小型のビキニカウルとシングルシートカウルを装着し、1980年代に大活躍したホンダのワークスマシン、RS1000をイメージしたスタイリングに仕上げています。センターに入ったブルーのストライプがいいアクセントになっています。
RS1000(1981)
こちらがそのRS1000。CB750F/900Fの空冷エンジンをベースとした999.36ccユニットを搭載するワークスマシンで、最高出力は130PS以上。第5回の鈴鹿8耐も制した栄光のマシンです。
生産台数はたったの54台。日本でも売って欲しいけれど…
小ぶりなビキニカウルは往年の耐久レーサーイメージ。割り切ったコンパクトサイズが好印象。
タンクは1980年代のワークスレーサーをイメージした、ブルーストライプ入りのレッドにペイント。ホンダのロゴ、ウイングマークも往年のタイプに変わっています。
サイドカバーは同色のレッドに塗装。シングルシートカウルはなんとアルミ製で、その横にはブラックのゼッケンプレートをあしらっている。シートはアルカンターラ表皮とレッドのステッチを使用した、高級なダイヤモンドキルティング仕上げ。
マフラーは左右2本出しのレースフィット製チタンエキゾースト。ステップ周りはノーマルですが、ポリッシュが施されて鏡のような光沢を放っています。
このCB1100RS 5FOUR、9月1日から11月30日までがオーダー期間で、生産台数は5FOURという名にちなんだ、わずか54台。イギリスの正規ディーラー、ホンダUKからのみの販売となるので、日本に入ってくるのはかなり難しいですが…日本でも売って欲しい1台ですね。
詳細を知りたい方は、ホンダUKの特設ホームページもご覧ください!