このキャンプの模様はこちらからご覧ください。
野里卓也さんのお気に入りアイテムを紹介!
主に月刊『オートバイ』で編集業務を行なっている野里卓也さんは、過去にアウトドア雑誌の編集部にも所属していた本格派。この日は、他誌のお仕事でバタついていて、グランドマジェスティ400で慌てて駆けつけてくれました。
使用しているアイテムはこだわりのものが多く、使用年数も長いものばかり。なかでもおすすめというキャンプ道具を3つお見せします!
①空気を入れて使うソーラーバッテリーランタン
ランドポート「エアーランタン」
最近、よく見かけるようになったエアーランタン。野里さんは目を付けるのが早く、4~5年前に購入したとのこと。
使わないときはぺったんこ、使うときは風船のように空気を入れて膨らませます。そのため収納力が抜群ですね。重さも約100gと超軽量です。
電源は、ソーラー充電式。そのため電池が必要ありません。明るさは2段階で調整可能。さらに点滅モードも搭載されています。
野里さんいわく、4時間程度、太陽光にさらしておけば一晩持つとのこと。シートバッグの上部で充電させることも多いそうです。
当時の価格は4000円程度だったようですが、現在は販売サイトが見つかりませんでした。ただ、類似品はいろいろネットでも販売されていますよ!
②ただのブルーシートではない! 実はNASAが開発した!?
グラバー「オールウェザースポーツマンブランケット」
ブルーシートを「オールウェザースポーツマンブランケット」なんて名前にしちゃうのは、ちょっとズルい気もしますが、どうやらこのシートは只者ではないようで……。
なんでもNASAが開発した多目的シートなのだとか。裏地がアルミになっていて、とにかく頑丈。野里さんは岩場など地面が荒れている場所でもガンガン使っているそうです。
愛用歴は10年間にも及ぶとのこと。さすがに最近「よく見たら小さな穴があいてきていた」ようですが、タフですね。
あと、難点はやっぱり、普通のブルーシートだと思われてしまうことなんだとか。カラーはレッドやグリーン、オレンジなどもラインナップされています。残念ながら、買った時はこの色しかなかったと嘆いていました。
現在の価格は4000円弱、アウトドアショップや、ネットでもいろいろなところから販売されていますよ。
③カセットガスを使うロングセラーストーブ
SOTO「レギュレーターストーブST-310」
このヒットアイテムは使っている方も多いんじゃないでしょうか!? SOTO(新富士バーナー)が生み出した、画期的なストーブです。
燃料はCB缶(カセットガス)を使います。コンビニやスーパーでどこでも手に入るから安心ですよね。
野里さんの使用歴は約10年。キャンプへ出かけるとき、一番最初にパッキングするほどのマストアイテムだといいます。
最大の特徴は、微妙な火力調整ができるということ。そして、耐低温仕様。一般的にカセットガスはOD缶に比べ、気温の低い場所では使いにくいのですが、外気温25℃~5℃の環境下でも常に一定の火力を発揮します。
(しかし、野里さんは寒いところには行かない主義でその性能を実感したことがないようです。苦笑)
欠点は、収納時にややかさばるということ(収納時サイズ:幅140X奥行70X高さ110mm)。同じSOTOのコンパクトなストーブも所有していてTPOで使い分けているんだとか。
メーカー希望小売価格は税別5,200円、現在SOTOでは欠品中ですが、Amazonなどからは購入できるようです。
SOTO 公式サイト
【おまけ】使用テントはこちら!
アライテント「トレックライズ1」
野里さんがこの日持ってきたテントは、トレッカーに定評があるアライテント「トレックライズ1」です。
2本のポールで立てるシンプルなドームテント。居住性は見た通り、高いとはいえませんが、重さはわずか1460gで軽量・コンパクトがウリ。
バイクに積みやすいことから、ライダーにも人気があります。価格は税別42,200円です。
アライテント 公式サイト
レポート:西野鉄兵