1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
カワサキZ1R-II 1980 年
大人気となったエッジの効いたスポーティなスタイルはそのままに、エンジンがZ1000mkll系のものに変更されてパワーアップし、マフラーも2本出しに変更。車体に関してもフロントまわりのディメンションの変更で安定性を向上。燃料タンク容量も増やされ、さらに燃料計と電圧計も標準装備とされた。
ホンダCB250RS 1980 年3 月
スポーツ車の原点ともいえる軽量化と優れた操縦性を狙って開発されたシングルスポーツ。エンジンはXL系のOHC4バルブで、各排気バルブに独立したマフラーを装備。軽量化のためにダイヤモンドフレームやスポークホイールを採用し、リアのFVQダンパーは高い路面追従性を発揮。
スズキ GS1000E 1980 年
80年モデルでは、カラー変更と同時に、GS1000Sの2型(80年モデル)と同じく、多孔式の前後ブレーキディスクが採用された。
スズキ GSX1100E 1980 年
最高速度200km/hのパフォーマンスを誇り、スズキのフラッグシップとして君臨。その巨大なボディで見るものに威圧感を与えた。
カワサキ Z1000H 1980 年
キャブレターを廃し、世界初となるフューエルインジェクションを採用。Z1Rをルーツとする直線基調の存在感の強いスタイリングは健在。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)