東京モーターショーがいよいよ10月24日から一般公開されます。あんなニューモデルやこんな市販前提モデル、へぇこう来たか、ってコンセプトモデルが出展されるなか、レーシングオートバイの担当としては、会場に出展されている「レーシングマシン」集めてみました。
つい先日まで、もてぎでMotoGP日本グランプリを取材していた身としてはちょっとマヒしちゃってるけど、東京モーターショーって、普段見られないレーシングマシンをこの目で見られるチャンスでもあります。地味に日本メーカーのMotoGPマシンがコンプリートできるんですよね。
会場入りしていちばんに見つけたのは、スズキGSX-RR。「またがりMotoGPマシン」はもう珍しくなくなっちゃいましたが、スズキはなんと、2台まとめてバエるマシン展示! 「これ、なんでまたがる側を前にしてないの?」ってのは言いっこなしでw
ホンダではF1マシン隣にレプソルカラーのMotoGPマシンRC213Vを発見。ほほう、このカラーリングだけど、このフレームとこのスイングアームは20××年式だな、とかなんとか。その奥には、故・ニッキー・ヘイデンが駆ったRC211V“ニュージェネレーション”や、1985年式NSR500フレディ・スペンサー車も発見。空冷4ストロークRCマシンも展示されていて、うーむ、このカウルのゼッケン8は…と思ってたら、つい数日前にもてぎで見かけた、ジム・レッドマンと一緒にいたRC142、そのものでした。先週、熊本の「ホンダモーターサイクルホームカミング」に展示されてたナナハン&ナナニィ&Fもありましたからね。うーむ、日本梱包GJ!
カワサキブースでは、ゼッケン10のNinjaZX-10RR発見。これは2019年鈴鹿8時間耐久レース優勝車ですね。鈴鹿8耐優勝の大トロフィーと、カワサキライダー3人のツナギも展示されてました。3人のツナギの、たぶんレオン・ハスラムのダイネーゼ、胸のロゴが隠されてたの、なんでだろ…。
部品館では、ブレーキメーカーNISSINのブースに、CBR1000RR-W“鈴鹿8耐出場車”を発見。ブース奥には、マン島TT-ZEROマシン、神電4もありましたね。これは「フルブレーキング体験車」つってまたがりOKでした。
もちろん、普通の取材もして、本日の撮影オシマイ。あれ、ヤマハのレーサー見なかったな、ってトボトボ帰っていたら、駅ビル(っつーの?大塚家具の入ってるビル)にホンダNSF100と、YZR-M1&YZF-R1全日本ロードレース車がひっそり展示してありました。ここにあんのかーい!w
いろんなニューモデルもいいけど、レーシングマシンも見てみてね。
撮影・文責/中村浩史