クルマが主役のモーターショーだけど、バイク乗りもめいっぱい楽しめる充実の二輪車展示
ショーイベントでは、毎回工夫を凝らし、来場者を楽しませてくれるホンダですが、今年のモーターショーはその最たるものかもしれません。
昨日の第一報では、混雑しまくりのブースの中で急いでいたこともあり、表面的なものしかあげられませんでしたので、あらためてホンダブースの魅力をご紹介します!
まずはやっぱり気になる新型車。
予告通り、世界初公開となった「CT125」、EVバイクの「BENLY e:」「GYRO e:」をはじめ、日本初公開の「CRF1100L Africa Twin」シリーズ、「ADV150」、「Gold Wing Tour Dual Clutch Transmission<AIRBAG>」が注目を集める車両といえるでしょう。
しかし、これらだけではございません。
「CB1000R カスタマイズコンセプト」も、おっ! となるはず。
市販車はまたがりOKの状態で、人気のグロムやレブル250やモンキー125、スーパーカブC125など小排気量車を中心にずらっと並んでいます。
ここまではだいたい第一報でもご紹介しましたが、今回のホンダブースは、奥が深い立体構造でした。
こんな魅力的なトンネルがあるのです!
ここはCB誕生60周年を祝うCBヒストリーシアター。「ドリームCB750 Four」や「Benly CB92 Super Sport」などとともに、プロジェクトBIG-1の「CB1000SF」や、10月25日(金)から発売開始となる「CB1300 SUPER FOUR SP」の新色も!
さらにその裏は……CBRコーナーとなっていました!
シリーズを一度に見られて、跨れるのは嬉しいですよね。スタイリングも似ているようで、よく見るとけっこう違うというのがわかるでしょう。
「CBR250RR」を先頭に、「CBR400R」「CBR650RR」と並んでいます。
そして、その裏、ホンダブースの最奥部ともいえるかもしれません。
ここがモータースポーツファンにはたまらないゾーンです。
今年はCB60周年の節目の年でかつ、ホンダが世界選手権参戦に参戦して60周年でもあります。
その歴史を歴代の名車とともに振り返る特設コーナーとなっているのです。
先日、オフィシャル動画「Honda Racing 60th Anniversary - 世界選手権参戦60周年」がYouTubeに公開され、話題となりました。
まだご覧になっていない方は、ぜひ!(2分0秒)
この動画で紹介されているような名シーンが実車とともによみがえります。
モーターショーは、モーターサイクルショーとちがい、バイク色薄めな年も多いですが、今年ははっきりとライダーでも楽しめるといえるでしょう!
ちなみに……ブース全体の主役ともいえるのは新型「フィット」!
新型フィットが世界初公開されたのは、まさしく世界的な大ニュースとなっています。いろいろなモデルが同時に登場しました。
家族で楽しむのもいいでしょう。
ホンダジェットのコーナーもあるから、お子さんも喜びそう。
そして、ちょっとマニアックと思いがちな船外機や乗用芝刈機などのパワープロダクツも。
いま、ホンダパワープロダクツでは『みのりの大地』という農ガール漫画を無料公開中。オールカラーで読みやすく、農業のまつわるアレコレを知らず知らずのうちに学べます。ぜひご一読を。
そんなパワープロダクツコーナーには、とあるファンなら信じられないようなアイテムが!
蓄電機「E500」が4つ並んでいました。その上部には何やらサインのようなものが……。
どなたのものですか? と尋ねると、「ONE OK ROCKのみなさんですよ」と。
おおおおおーっ! むき出しで何気なく置かれているのが不思議なほどのビッグネームじゃないですか(汗)。
ホンダとワンオクがコラボした「Go, Vantage Point.」のCM、印象的ですよね。
CM動画が13,000,000回以上も再生されています(1分0秒)。
そんなこんなで、ホンダブースは、かなり広く、じっくりといろいろ楽しめます。
ひとりでゆっくり見るのはもちろん、バイク仲間といくもよし、家族で出かけるのもいいですし、デートにも使えそうです。
レポート:西野鉄兵