大きな身体にもマッチする迫力ある外装は一見の価値あり

今年3月の東京モーターサイクルショー会場で、「え⁉ えー⁉ えーーー‼」と、見た人達が声を上げまくっていたとかいないとか、とにかく話題となったのが、キジマが製作したコンセプトカスタムの『MON× DAVI(モン×ダビ)』。
その『モン×ダビ』がついに市販化! 限定数は50セットですが、販売を念頭に開発されていることを聞きつけ、半数程はすでにオーダーが入っているとのこと。恐るべし『モン×ダビ』。

今回は、この小さいけれど本格派のこの『モン×ダビ』を試乗する機会を得たので、どうせならと、編集部でも最も背が高い私、まっつん(身長 186cm)が初試乗に馳せ参じたわけです。
元々、モンキー125は良くできたバイクです。従来のモンキーらしい軽快感は保ちつつ大きくなった分、安定感が違います。ただし、これだけの外装をつけてしまうと、125らしい軽快感が損なわれてしまう不安もありましたが、なんのことはない、良い意味で「普通に」乗れます。

特に邪魔になることもなければ、重さもそこまで感じない。むしろ、積載能力向上のおかげで、下道ロングツーリングに行く姿をイメージしたほど。
カスタムに馴染みのない人のためにひとつ注意点を言うと、今回乗ったのはキジマのデモ車なので、外装パーツはタンクも含めペイントされてます。購入の際は、当然、黒ゲルやABS製ホワイトだったりするので、お間違えなく。自分の好みに仕上げてくださいね。

キジマ「MON × DAVI キット」
45万円(税抜)※外装パーツのみで車両は含まず
フロントフェアリング
Fフェンダー
Rフェンダー
右サイドカバー(FRP製黒ゲルコート)
リアTOPBOX(樹脂製ブラック)
サイドBOX(ABS製ホワイト)
スモークスクリーン(ポリカーボネート製)
LEDフォグランプKIT
フィッシュテールマフラー
Fバンパー
Rバンパー
クラシックホーン(メッキ)
シングルシート
ハンドルマウントステー
リアキャリア
ショートサイドスタンド
オーバルミラー(ブラック)
オリジナルローダウンリアショック
テールランプベース
ダミーアンテナ(ブラック)
サイドリフレクター
ライセンスランプ
原2ステッカー
各種ステー&延長配線

ちょっとローアングルで写真を撮れば、ほら、この通り! 完成度の高い外装のおかげですっかりダビってます! 街で見かけた人もまさか125㏄とは思うまい。

モン×ダビを最も印象づけているパーツがこのヤッコカウル。クルーザーらしい迫力のスタイルを生み出しているパーツのひとつだ。LEDフォグランプも雰囲気が出ている。

オーバルミラーは純正ミラーよりも低い位置になり、ヤッコカウルより少し高い程度で収まる形状に。細かい部分だが、トータルバランスを意識したパーツだ。

ヤッコカウルの内側には、スマートフォンホルダーなどの装備を想定したφ22.2のマウント用バーを標準装備する。ほら、ロングツーリングがイメージできるでしょ?

前後に装着されたバンパーが、スタイリングにより“らしさ”を強調してくれる。純正のアップマフラーから変更した際にできた空間はサイドカバーでスタイル良く隠している。

純正シートはシートレールを覆うように装着されるが、モン×ダビのシートはシートレール幅に収まるスマートな印象。タンクとの隙間もほぼない。乗り心地に気になる点は全くない。

エンジン部の左サイドはペイントなどで見た目の変更はあれど、そんなに純正と変わっている印象はない。その中で、移設されたメッキのクラシックホーンは高い存在感。

サイドBOXとリアセンターBOXがまるで純正パーツかのように美しくマッチする。モンキー125でツーリングを楽しんでいるユーザーには、このパーツだけでも欲しくなるかも⁉

カウルやフェンダーなどの外装類やトップボックス、サイドカバーなどはFRP製で黒ゲルコート仕上げだが、サイドボックスだけはABS製ホワイト。ペイントで統一感を出す。

マフラーは右1本出しのフィッシュテールマフラーを装着。リアはショートサスに変更し、水平基調な車体にしているので、真っ直ぐなマフラーがとてもマッチする。音は小気味よい。
文:松下尚司/写真:稲垣正倫