東京モーターサイクルショー2019で話題となったモンキー125用の外装キットをまとった『モン×ダビ』が、熱いファンのエールに応えてついに市販化です!

大きな身体にもマッチする迫力ある外装は一見の価値あり

画像1: 大きな身体にもマッチする迫力ある外装は一見の価値あり

今年3月の東京モーターサイクルショー会場で、「え⁉ えー⁉ えーーー‼」と、見た人達が声を上げまくっていたとかいないとか、とにかく話題となったのが、キジマが製作したコンセプトカスタムの『MON× DAVI(モン×ダビ)』。

その『モン×ダビ』がついに市販化! 限定数は50セットですが、販売を念頭に開発されていることを聞きつけ、半数程はすでにオーダーが入っているとのこと。恐るべし『モン×ダビ』。

画像2: 大きな身体にもマッチする迫力ある外装は一見の価値あり

今回は、この小さいけれど本格派のこの『モン×ダビ』を試乗する機会を得たので、どうせならと、編集部でも最も背が高い私、まっつん(身長 186cm)が初試乗に馳せ参じたわけです。

元々、モンキー125は良くできたバイクです。従来のモンキーらしい軽快感は保ちつつ大きくなった分、安定感が違います。ただし、これだけの外装をつけてしまうと、125らしい軽快感が損なわれてしまう不安もありましたが、なんのことはない、良い意味で「普通に」乗れます。

画像3: 大きな身体にもマッチする迫力ある外装は一見の価値あり

特に邪魔になることもなければ、重さもそこまで感じない。むしろ、積載能力向上のおかげで、下道ロングツーリングに行く姿をイメージしたほど。

カスタムに馴染みのない人のためにひとつ注意点を言うと、今回乗ったのはキジマのデモ車なので、外装パーツはタンクも含めペイントされてます。購入の際は、当然、黒ゲルやABS製ホワイトだったりするので、お間違えなく。自分の好みに仕上げてくださいね。

画像4: 大きな身体にもマッチする迫力ある外装は一見の価値あり

キジマ「MON × DAVI キット」

45万円(税抜)※外装パーツのみで車両は含まず

フロントフェアリング
Fフェンダー
Rフェンダー
右サイドカバー(FRP製黒ゲルコート)
リアTOPBOX(樹脂製ブラック)
サイドBOX(ABS製ホワイト)
スモークスクリーン(ポリカーボネート製)
LEDフォグランプKIT
フィッシュテールマフラー
Fバンパー
Rバンパー
クラシックホーン(メッキ)
シングルシート
ハンドルマウントステー
リアキャリア
ショートサイドスタンド
オーバルミラー(ブラック)
オリジナルローダウンリアショック
テールランプベース
ダミーアンテナ(ブラック)
サイドリフレクター
ライセンスランプ
原2ステッカー
各種ステー&延長配線

画像: ちょっとローアングルで写真を撮れば、ほら、この通り! 完成度の高い外装のおかげですっかりダビってます! 街で見かけた人もまさか125㏄とは思うまい。

ちょっとローアングルで写真を撮れば、ほら、この通り! 完成度の高い外装のおかげですっかりダビってます! 街で見かけた人もまさか125㏄とは思うまい。

画像: モン×ダビを最も印象づけているパーツがこのヤッコカウル。クルーザーらしい迫力のスタイルを生み出しているパーツのひとつだ。LEDフォグランプも雰囲気が出ている。

モン×ダビを最も印象づけているパーツがこのヤッコカウル。クルーザーらしい迫力のスタイルを生み出しているパーツのひとつだ。LEDフォグランプも雰囲気が出ている。

画像: オーバルミラーは純正ミラーよりも低い位置になり、ヤッコカウルより少し高い程度で収まる形状に。細かい部分だが、トータルバランスを意識したパーツだ。

オーバルミラーは純正ミラーよりも低い位置になり、ヤッコカウルより少し高い程度で収まる形状に。細かい部分だが、トータルバランスを意識したパーツだ。

画像: ヤッコカウルの内側には、スマートフォンホルダーなどの装備を想定したφ22.2のマウント用バーを標準装備する。ほら、ロングツーリングがイメージできるでしょ?

ヤッコカウルの内側には、スマートフォンホルダーなどの装備を想定したφ22.2のマウント用バーを標準装備する。ほら、ロングツーリングがイメージできるでしょ?

画像: 前後に装着されたバンパーが、スタイリングにより“らしさ”を強調してくれる。純正のアップマフラーから変更した際にできた空間はサイドカバーでスタイル良く隠している。

前後に装着されたバンパーが、スタイリングにより“らしさ”を強調してくれる。純正のアップマフラーから変更した際にできた空間はサイドカバーでスタイル良く隠している。

画像: 純正シートはシートレールを覆うように装着されるが、モン×ダビのシートはシートレール幅に収まるスマートな印象。タンクとの隙間もほぼない。乗り心地に気になる点は全くない。

純正シートはシートレールを覆うように装着されるが、モン×ダビのシートはシートレール幅に収まるスマートな印象。タンクとの隙間もほぼない。乗り心地に気になる点は全くない。

画像: エンジン部の左サイドはペイントなどで見た目の変更はあれど、そんなに純正と変わっている印象はない。その中で、移設されたメッキのクラシックホーンは高い存在感。

エンジン部の左サイドはペイントなどで見た目の変更はあれど、そんなに純正と変わっている印象はない。その中で、移設されたメッキのクラシックホーンは高い存在感。

画像: サイドBOXとリアセンターBOXがまるで純正パーツかのように美しくマッチする。モンキー125でツーリングを楽しんでいるユーザーには、このパーツだけでも欲しくなるかも⁉

サイドBOXとリアセンターBOXがまるで純正パーツかのように美しくマッチする。モンキー125でツーリングを楽しんでいるユーザーには、このパーツだけでも欲しくなるかも⁉

画像: カウルやフェンダーなどの外装類やトップボックス、サイドカバーなどはFRP製で黒ゲルコート仕上げだが、サイドボックスだけはABS製ホワイト。ペイントで統一感を出す。

カウルやフェンダーなどの外装類やトップボックス、サイドカバーなどはFRP製で黒ゲルコート仕上げだが、サイドボックスだけはABS製ホワイト。ペイントで統一感を出す。

画像: マフラーは右1本出しのフィッシュテールマフラーを装着。リアはショートサスに変更し、水平基調な車体にしているので、真っ直ぐなマフラーがとてもマッチする。音は小気味よい。

マフラーは右1本出しのフィッシュテールマフラーを装着。リアはショートサスに変更し、水平基調な車体にしているので、真っ直ぐなマフラーがとてもマッチする。音は小気味よい。

文:松下尚司/写真:稲垣正倫

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