1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」

スズキRG250Γ 1983 年3 月

画像: ●水冷2スト・パワーリードバルブ並列2気筒●247cc●45PS/8500rpm●3.8kg-m/8000rpm●131kg●100/90-16・100/90-18●46万円

●水冷2スト・パワーリードバルブ並列2気筒●247cc●45PS/8500rpm●3.8kg-m/8000rpm●131kg●100/90-16・100/90-18●46万円

レーサーレプリカの嚆矢となったモデルとして歴史に名を残した1台。市販車初のアルミフレーム、エンジンはクラス最強の最高出力45PSを発生するパワーリード吸気の水冷パラレルツイン、レーシーなスタイルのカウルなど、世界GPの500ccクラスに参戦していたスズキのワークスマシンと同じ「ガンマ」という車名を冠するに相応しい内容。

ヤマハジョグ1983 年4 月

画像: ●水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●49cc●4.5PS/7000rpm●0.54kg-m/5500rpm●49kg●2.75-10・2.75-10●9万9000円

●水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●49cc●4.5PS/7000rpm●0.54kg-m/5500rpm●49kg●2.75-10・2.75-10●9万9000円

手軽で誰にでも乗れる足として、50ccスクーターが爆発的に売れていたこの時代。コンパクトな車体とトータルバランスの良さで、パワーに勝るライバル達と互角の走りができる、軽快でスポーティなスクーターとして人気が爆発したのがジョグだ。しかも燃費は100km/Lをマークしたというから驚き。

ヤマハ DT125 1983 年 5月

画像: ●水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●123cc●18PS/7500rpm●1.7kg-m/7000rpm●96kg●2.75-21・4.10-18●24万8000円

●水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●123cc●18PS/7500rpm●1.7kg-m/7000rpm●96kg●2.75-21・4.10-18●24万8000円

サーモスタットの装備とセミエアサスの採用、軽量なゴールドアルミリムを装着することで、定評ある走りにますます磨きがかかった。

ホンダ MBX80インテグラ 1983 年 5月

画像: ●水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●79cc●12PS/9000rpm●0.97kg-m/8500rpm●92kg●2.75-18・3.00-18●22万8000円

●水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒●79cc●12PS/9000rpm●0.97kg-m/8500rpm●92kg●2.75-18・3.00-18●22万8000円

整流板付き4葉式リードバルブやデュアルピストンキャリパーを採用するMBX50の上級モデル。風圧からライダーを守るフルカウルを装備。

ホンダ CBX250RS 1983 年 5月

画像: ●空冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●30PS/9500rpm●2.4kg-m/8000rpm●129kg●90/90-18・110/90-18●26万8000円

●空冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●30PS/9500rpm●2.4kg-m/8000rpm●129kg●90/90-18・110/90-18●26万8000円

燃焼効率に優れたRFVCシステムとデュアルキャブにDOHCを組み合わせたシングルスポーツ。太いワイヤースポークのアルミリムや2本出しマフラーは従来型を踏襲するが、リアサスは熱ダレに強いリザーバータンク別体型を採用する。新たに燃料計も追加されている。

※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

画像: ホンダ CBX250RS 1983 年 5月

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画像: www.autoby.jp
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