1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
スズキバンディット400 1989 年6 月
GSX-R400R用エンジンの実用回転域での性能をアップさせ、美しいフレームワークが際立つグラマラスなスタイルに包み込んだネイキッドスポーツ。サチライトメッキの砲弾型メーターやアルミ鍛造ハンドルなど、デティールの仕上げも上質。400ネイキッドの中でも最もスポーティな走りだった。
スズキコブラ1989 年9 月
GSX-R250Rからフルカウルを外したネイキッド仕様モデル。フロントブレーキはRGV250Γから派生した同じくカウルレス仕様のウルフのように、Wディスクから大径シングルに換装、ミッションのギア比も5、6速がローギアード化されて市街地走行に最適化されている。
ホンダ NSR250R SP 1989 年 3月
減衰力調整機構付きサスペンションや、初となる乾式クラッチなどが採用された。ボディカラーは世界GP250のワークスカラー。
カワサキ KR-1/S/R 1989 年 4月
エンジン特性の見直し、1サイズアップのタイヤなど、足まわりを一新したスペシャル仕様がS。Rは大径φ35mmキャブにクロスミッションのSP仕様だ。
カワサキ エリミネーター400/LX/SE1989 年 4月/4月/6月
旧GPZ-Rの直4をロー&ロングフォルムに搭載するドラッガー。ビキニカウル付きのSE、スポークホイール仕様のLXが追加された。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)