カワサキゼファー750 1990 年8 月
ネイキッドブームの発端、ゼファーの登場から遅れること1年で登場したナナハン版。名車・Z2を思い起こさせる古典的なフォルムだが、フレームは新設計ダブルクレードル、エンジンはGPZ750F系の空冷DOHC4気筒を搭載。高性能を追い求めるのではなく、必要にして充分な性能とナチュラルな乗り味が多くのライダーに支持された。
ヤマハTZR250R 1991年3 月
ヤマハの市販レーサー・TZ250がフルモデルチェンジでVツインエンジンを搭載したのに歩調を合わせ、TZレプリカであるTZRもVツインエンジン搭載の新型へと進化した。フレームもTZと同じディメンションのデルタボックスフレームに改められ、よりシャープな走りが可能となった。
スズキ GSX-R1100 1991年
極めてパワフルな1100cc油冷エンジンは基本的にそのまま、クリアレンズを採用したニューデザインのアッパーカウルやテールカウルなど、91年モデルのGSX-R750と同様のスタイルに外観を変更している。エンジンの最高出力は前年型より2PS向上した。
ホンダ CBR250RR 1991年1月
レッドゾーンが1万9000回転からという、超高回転型エンジンを搭載するCBR。ブルーメタリック、シルバーメタリックのカラーが追加。
ヤマハ DT200WR 1991年1月
ベストセラーとなったDT200Rの後継車で、オフロード性能を極限まで追求するため、競技専用モデルをベースに開発。フレームはYZベース、Fフォークは倒立タイプ、Rサスは細かくセッティングが可能とされ、ストロークは前後とも300mm。エンジンは200Rベースだが全面的に見直されてパワーアップ。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)