ホンダCBR900RR 1992 年
900ccの排気量でも運動性能で勝負すれば、ファンtoライドなモデルが製作できることを実証した現代スーパースポーツの元祖。驚異的な軽さは、元々750ccモデルとして企画されたため。エンジンは400RR/250RR同様、精密/確実なカムギアトレインで、V4に対する直4ユニットの意地を見せた。
ヤマハTDM850 1992 年3 月
「キング・オブ・マウンテン」として人気を集め、「アルプスローダー」の先駆けとなったモデル。エンジンはXTZ750用の5バルブ水冷並列ツインを排気量アップしたもの。専用設計のスチール製デルタボックスフレームで、オフロード的なイメージを取り入れてはいるが、実体は純粋なロードモデルだ。
スズキ RG125Γ 1991年11月
250ccや400ccが主流だった当時のレーサーレプリカの中で、125ccクラスに投入された本格派。新設計されたツインスパーフレームに、倒立フォークと妥協を排した車体。エンジンはTS125R用をベースに大幅な改良を施した2スト水冷シングルで、国内仕様で22PS、輸出仕様では33馬力を発揮。セルスターターも装備されている。
カワサキ ZZR400 1991年11月
カラーバリエーションや諸元に変更はないが、アンダーカウルのロゴがグラデーションカラーから単色に変更。快適なハイスピードツアラーとしての性格は健在。
スズキ グース250 1991年12月
350の弟分だがフロントサスは正立。エンジンはDR250SベースのSACSユニットで、シングルレーサーのベース車として、人気だった。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)