1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ホンダNSR250R 1993 年11月
メインスイッチにPGMメモリーカードを世界初採用。公道用カードから競技専用カードに変えるだけで、特性を簡単に変更することが可能となった。その他、エンジンマネージメントシステムがPGM-IVに進化、スイングアームも片持ちのプロアームに変更。スピードメーターも液晶デジタル式に。
ホンダRVF/RC45 1994 年
RC30の後継となる、スーパーバイクレースのホモロゲーション取得用マシン。RC30からさらに進化を遂げたV4エンジン、贅沢な造りの車体、最新のエアロカウルなどは、全て勝利のためのもので、WSBや全日本選手権、鈴鹿8耐などで無敵の強さを誇った。94年8月〜10月の予約制・期間限定生産だった。
スズキ バンディット250リミテッド 1993 年 5月
兄貴分の400同様、FRP製のロケットカウルを装着したモデル。ケースカバーやヘッドなどはバフ仕上げとされ、シートも専用のメッシュ表皮としている。
ヤマハ セロー225W 1993 年 6月
初心者からベテランまでを満足させる、適度なパワーのエンジンとスリムな構成の車体はそのままに、リアブレーキをディスク化し、リザーバー付きリアショックも装備した上級モデル。アンダーブラケットがバフ仕上げのアルミとなり、フロントフォークのスライドメタルも変更された。
ホンダ マグナ750 1993 年7月
VF750セイバー、V45マグナの流れを引き継ぐ輸出モデルのVT750Cの国内市販バージョンとして登場。ドラッガーモデルのはしりとも言える。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)